1952年

アメリカの旅客船ユナイテッド・ステーツが就役。処女航海で大西洋最速横断記録(ブルーリボン賞)を更新。

1952年7月3日、アメリカの旅客船『ユナイテッド・ステーツ』が就役し、処女航海で大西洋横断最速記録を更新しました。
ユナイテッド・ステーツは戦後最大級の旅客船として建造されました。 1952年7月3日、初めて大西洋を横断し、往路でブルーリボン賞を獲得。 その速度は当時の海運技術の頂点を示し、世界中から注目を浴びました。 船内は豪華な設備を備え、乗客に上質な旅を提供しました。 長年にわたり大西洋航路のスピード記録を保持し続けました。
1952年 ユナイテッド・ステーツ ブルーリボン賞
1976年

国鉄大島連絡船がこの日の運航限りで廃止。

国鉄の大島連絡船が1976年7月3日をもって運航終了となった。
大島連絡船は東京湾の大島と竹芝桟橋を結ぶ定期航路として運航されており、戦後の復興期から島民や観光客に利用されてきた。しかし交通手段の多様化や船舶の老朽化により廃止が決定され、最終便は1976年7月3日に出航した。運航終了を惜しむ島民や旅行者が見送りに訪れ、桟橋は別れを惜しむ人々で賑わった。廃止後はヘリコプター便や他社の船舶が代替手段を担い、島の交通事情は大きく変化した。これを機に観光振興や新たな交通インフラ整備が課題となった。
大島連絡船
1988年

ボスポラス海峡にかかる2つ目の橋であるファーティフ・スルタン・メフメト橋(第二ボスポラス橋)が開通。

イスタンブールのボスポラス海峡に架かる第二ボスポラス橋が開通し、欧亜間の交通が一層便利になった。
1988年7月3日、トルコ・イスタンブールでファーティフ・スルタン・メフメト橋(通称第二ボスポラス橋)が正式に開通した。この橋は長さ約1,510メートルの斜張橋で、ヨーロッパ側のベシクタシュ地区とアジア側のウスキュダル地区を結ぶ重要な交通インフラである。建設によりボスポラス海峡の渋滞が大幅に緩和され、通勤や物流が円滑化した。開通後は観光客も増加し、夜間のライトアップが美しい景観として人気を博した。第二橋の建設は都市交通の発展と経済活動の活性化に寄与し、その後の第三橋建設にも繋がった。
ボスポラス海峡 ファーティフ・スルタン・メフメト橋
2004年

タイ王国初の地下鉄、バンコク・メトロが開通。

タイ初の地下鉄路線、バンコク・メトロが開業し都市交通の近代化が進んだ。
2004年7月3日、タイ王国初の地下鉄路線であるバンコク・メトロ(MRT)が部分開通した。全長約20km、18駅を有し、バンコク中心部の主要エリアを結ぶ都市交通の要として期待された。建設は政府と民間企業の共同プロジェクトで進められ、最新鋭の自動運転システムを採用して安全性と効率性を両立した。開通により慢性的な渋滞が緩和され、通勤時間の短縮や環境負荷軽減など多方面に効果をもたらした。その後も延伸計画が進行し、都市交通インフラの整備はタイ経済の成長を支える基盤となった。
2004年 タイ王国 バンコク・メトロ