07月03日の命日 - 科学者・研究者

1795年

アントニオ・デ・ウジョーア

(1716 - 1795)

探検家、天文学者

探検家天文学者

18世紀ポルトガルの探検家・天文学者。南米やアフリカ沿岸を探検しました。

アントニオ・デ・ウジョーア（1716年 - 1795年）は、ポルトガル王室の支援を受けて探検航海を行った人物です。南アメリカ大陸沿岸やアフリカ西岸の地理測量と海図作成に貢献しました。天文学者としても活動し、航海に必要な天体観測技術を発展させました。彼の報告書や海図は当時の航海技術向上に大きく寄与しました。ヨーロッパと植民地間の科学交流にも影響を残しました。

1795年アントニオ・デ・ウジョーア探検家天文学者 1716年

天保8年6月1日

生田万

(1801 - 1837)

国学者

江戸時代後期の国学者。日本古典文学や神道思想の研究に尽力した学者。

生田万（いくたばん、1801年 -1837年）は江戸時代後期の国学者。日本古典文学や神道思想を中心に研究を行い、古典の注釈や解説を手がけた。彼は講義や著述活動を通じて後進の育成にも尽力し、多くの門人を育てた。生田の学問は当時の学界に影響を与え、国学の発展に寄与した。その業績は後世の研究にも評価されている。

1837年天保 6月1日生田万国学者 1801年

1907年

ハインリヒ・クロイツ

(1854 - 1907)

天文学者

ドイツの天文学者。彗星軌道研究で知られ、後にクルーツ群に名を残す。

ハインリヒ・クロイツ（Heinrich Kreutz、1854年 -1907年）はドイツの天文学者。主に彗星の軌道解析を専門とし、観測データに基づく研究を行った。追跡調査により、後に「クルーツ群」と呼ばれる一連の彗星群の存在を示唆した。その精緻な計算手法は後続の天文学研究に影響を与えた。天体力学への貢献により、国際的にも高く評価された。

1907年ハインリヒ・クロイツ 1854年

1934年

ハリス・ライアン

(1866 - 1934)

電子工学研究者

高電圧技術の研究で知られるアメリカの電子工学研究者。

ハリス・ライアン（1866年-1934年）は、アメリカの電子工学者であり、電気工学分野の先駆的研究に貢献しました。コーネル大学などで教鞭を執り、高電圧送電や絶縁材料の研究を行い、電力システムの安全性向上に寄与しました。多数の論文や専門書を執筆し、IEEE（旧AIEE）の会長も務めました。その業績は現代の電力技術基盤の発展に大きな影響を与えています。

ハリス・ライアン電子工学 1866年

1939年

喜田貞吉

(1871 - 1939)

歴史学者

古代日本史研究に貢献した東京帝国大学の歴史学者。

喜田貞吉（1871年-1939年）は、日本の歴史学者で、東京帝国大学で教鞭を執り、古代日本史や国史の編纂に尽力しました。実証主義的手法を導入し、史料批判や考古学的知見を取り入れた研究で知られています。主要著作には『日本史研究』などがあり、多くの門下生を育成しました。学会活動でも中心的な役割を果たし、日本の歴史学界発展に大きく寄与しました。

1939年喜田貞吉歴史学者 1871年

2010年

梅棹忠夫

(1920 - 2010)

生態学者、民族学者

生態学者民族学者

日本の生態学者・民族学者。地域文化と情報学を結びつける学際的研究を推進した。

1920年に京都府で生まれ、京都大学で人類学を学びました。フィールドワークを重視する手法で、東南アジアや日本各地の民族社会を調査。生態学と民族学を融合した視点から地域文化の研究を進め、『風土』などの著作で知られます。情報化社会の到来を予測し、『情報社会の哲学』など情報学の基礎理論を提唱。1977年に国立民族学博物館の設立に尽力し、初代館長を務めました。文化人類学と生態学を横断する学際研究で日本の学界に大きな影響を与え、2010年7月3日に逝去しました。

2010年梅棹忠夫生態学者民族学者 1920年

2021年

東山健吾

(1931 - 2021)

美術史家

日本の美術史家。西洋美術史の研究を行った。

東山健吾 1931年