1959年

大躍進政策: 廬山会議が始まる。

中国共産党の指導者らが大躍進政策の是非を議論する会議が始まった日です。
1959年7月2日、中国の江西省廬山で廬山会議が開幕しました。 この会議では毛沢東をはじめとする共産党指導部が大躍進政策の成果と問題点を討議しました。 農業生産の急激な変化と食糧不足による犠牲者の増加など、政策の深刻な副作用が明らかになり始めました。 周恩来やその他の指導者たちは政策の修正やバランスの必要性を主張しましたが、実質的な方向転換は限定的でした。 廬山会議はその後の文化大革命への布石とも言われ、中国現代史における重要な転換点となりました。
1959年 大躍進政策 廬山会議
1962年

ウォルマート第1号店が米アーカンソー州ベントンビルで開店。

世界的な小売チェーン、ウォルマートの第1号店が1962年7月2日にアメリカ・アーカンソー州ベントンビルで開店しました。
ウォルマートはサム・ウォルトンによって創業され、低価格かつ豊富な品ぞろえを実現しました。 1962年7月2日に開店した第1号店は、アーカンソー州ベントンビルに位置します。 初号店の好調を背景に、同社は急速に店舗網を拡大しました。 創業地となったベントンビルには現在もウォルマート本社が所在し、地域経済を支えています。 「毎日低価格(EDLP: Every Day Low Price)」戦略は小売業の常識を塗り替え、その後の業界に大きな影響を与えました。
1962年 ウォルマート アーカンソー州 ベントンビル
1997年

タイ政府がタイバーツの変動相場制を導入。これを契機としてアジア通貨危機が始まる。

タイがバーツの変動相場制を導入し、アジア通貨危機の発端となった。金融市場が大きく動揺した歴史的出来事。
1997年7月2日、タイ政府は長年維持してきたバーツの対米ドル固定相場制を放棄し、変動相場制を導入しました。これによりバーツは急激に下落し、外国投資家の資本流出が加速しました。タイの金融機関は不良債権問題に直面し、相次ぐ銀行破綻や企業倒産が発生しました。この金融危機は隣国へ波及し、マレーシア、インドネシア、韓国などでも通貨危機を引き起こしました。国際通貨基金(IMF)は支援策を講じ、構造改革を条件に融資を実施しました。アジア通貨危機は経済成長モデルや金融規制の見直しを促す契機となりました。
1997年 タイ バーツ 変動相場制 アジア通貨危機