1937年

世界一周飛行中の女性飛行士アメリア・イアハートが南太平洋で消息を絶つ。

女性飛行士アメリア・イアハートが世界一周飛行中に消息を絶った日です。
1937年7月2日、世界一周飛行に挑戦していたアメリア・イアハートが南太平洋上で通信を最後に途絶えました。 ハワイからニ科イ島へ向かう途中とされる海域で、燃料切れや悪天候説など多くの憶測を呼びました。 その後の捜索は大規模に行われましたが、機体や搭乗者の痕跡は一切発見されず未解決事件となりました。 イアハートの失踪は航空史上最大のミステリーの一つとされ、数々の調査や探査が行われつづけています。 彼女の大胆な挑戦は女性パイオニアとしての地位を確立し、航空史に大きな影響を残しました。
1937年 世界一周飛行 アメリア・イアハート
1950年

金閣寺放火事件が起こる。

京都・金閣寺が放火によって焼失した衝撃の事件です。
1950年7月2日未明、京都の世界遺産・金閣寺(鹿苑寺)の舎利殿が僧侶の放火により全焼しました。 放火犯は当時22歳の僧侶で、寺院内部に立てこもるという異常な行動に衝撃が広がりました。 焼失した舎利殿は室町時代に足利義満によって建立されたもので、文化財の喪失は国内外に大きな波紋を呼びました。 事件後、放火犯は逮捕され精神鑑定の結果、精神異常と診断されました。 焼失した金閣寺は後に原状復旧工事が行われ、1955年に再建されました。
1950年 金閣寺放火事件
1962年

茨城県で竜巻が発生。牛堀町立八代小学校の木造校舎が破壊されて児童と教諭が下敷きとなり2人が死亡、77人が重軽傷などの被害。

1962年7月2日、茨城県で発生した竜巻により小学校校舎が倒壊し、2名が死亡、77名が重軽傷を負いました。
1962年7月2日、茨城県牛堀町付近で強力な竜巻が発生しました。 木造の牛堀町立八代小学校校舎が直撃され、建物が倒壊しました。 この影響で児童と教諭が下敷きとなり、2人が死亡、77人が重軽傷を負いました。 日本国内での学校施設被害としても記録的な規模となった災害です。 被災地では復旧作業と共に防災対策の重要性が再認識されました。
茨城県 竜巻 牛堀町
1990年

メッカで巡礼者が将棋倒しになり1426人が死亡。

メッカで巡礼中の群衆が将棋倒しとなり、多数の死者を出した痛ましい事故。1426人が犠牲となった。
1990年7月2日、イスラム教の五大義務であるハッジ(大巡礼)を行うためメッカを訪れていた巡礼者の群衆が、狭い通路で密集し将棋倒し状態となりました。通路の混雑と適切な群衆管理の不足が原因とされ、救助や脱出口確保が間に合わず多くの巡礼者が倒れました。公式発表によると、合計1426人が死亡し、多数の負傷者が出ました。この事故はハッジ史上最悪の群衆事故の一つとされ、以後の巡礼時の安全対策強化につながりました。現在では監視カメラや人員配置の拡充、通路の拡張などの対策が取られ、同様の惨事を防ぐ努力が続けられています。
1990年 メッカ