大祓(夏越の祓、中臣の祓)(神道)

国・地域: 日本

神道儀式の祓の一つで、6月と12月の晦日の年2回行われ、このうち6月30日に行われるものを特に夏越の祓、中臣の祓などという。神社によっては、この日の前後に茅の輪が設置され、「茅の輪くぐり」が行われる。

一年の前半に積もった穢れや罪を祓い清め、 新たな気持ちで後半を迎える神道の重要な行事です。
大祓は古代から伝わる神道の祓の儀式で、6月30日と12月31日に行われます。 6月30日のものは特に「夏越の祓」や「中臣の祓」と呼ばれ、半年間の罪や穢れを祓います。 多くの神社では茅で作った大きな輪「茅の輪」を設置し、参拝者は茅の輪くぐりを行います。 茅の輪くぐりの際には「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり」と唱えます。 この儀式には身を清め、疫病や災厄から逃れるという意味が込められています。 近年では家で水無月(外郎菓子)を食べる風習も広まり、夏の風物詩となっています。 地域や神社によって祭りの規模や作法に違いがあるのも魅力の一つです。
大祓 日本 神道 神道 晦日

集団疎開の日

国・地域: 日本

1944年のこの日、東条英機内閣が集団疎開の促進要綱を閣議決定した。

戦時下の子どもたちを守るため、集団疎開政策が本格的に始動した日です。
1944年6月30日、東条英機内閣は都市部の子どもを地方へ移す集団疎開の促進要綱を閣議決定しました。 これは米軍の本土空襲が激化する中、子どもたちの安全確保を目的とした大規模な措置です。 小学校の児童らが教師や地域住民とともにバスや列車で田舎へ移動し、集団で生活しました。 疎開先では農作業や住民との交流を通じて戦時下の共同生活を経験しました。 一方で家族と長期間離れ離れになる寂しさや、環境の変化による苦労も多くありました。 この日は戦時中の国民生活や教育現場の苦難を考える機会として知られています。
集団疎開 日本 1944年 東条英機

独立記念日

国・地域: コンゴ民主共和国

1960年のこの日、ベルギー領コンゴが独立してコンゴ共和国(後のザイール、現在のコンゴ民主共和国)となった。

1960年、旧ベルギー領コンゴが独立し、新たな国家として歩みを始めた歴史的な日です。
1960年6月30日、ベルギーの植民地であったコンゴがコンゴ共和国として独立を果たしました。 独立宣言は首都レオポルドヴィル(現キンシャサ)で行われ、パトリス・ルムンバが独立政府の首相に就任。 当日は公式式典や軍事パレードが行われ、多くの市民が新国家の誕生を祝いました。 その後国名はザイールを経て、現在のコンゴ民主共和国となっています。 アフリカでの植民地支配終焉と新たな自立への象徴として、国民にとって重要な祝日です。 毎年この日には祝賀行事や文化イベントが開催され、独立の意義が語り継がれています。
独立記念日 コンゴ民主共和国 1960年 ベルギー領コンゴ

軍隊記念日

国・地域: グアテマラ
グアテマラ

祈祷日

国・地域: 中央アフリカ
祈祷日 英語版 中央アフリカ

トランジスタの日

1948年のこの日、ウィリアム・ショックレー、ジョン・バーディーン、ウォルター・ブラッテンが発明したトランジスタが初めて公開されたことを記念。

人類の情報化社会の幕開けを象徴する、トランジスタ初公開を祝う日です。
1948年6月30日、ベル研究所のウィリアム・ショックレー、ジョン・バーディーン、ウォルター・ブラッテンがトランジスタを初めて公開しました。 この発明は真空管に代わる半導体素子として、小型・高性能化の道を切り拓きました。 トランジスタの登場で電子機器は飛躍的に進化し、コンピュータや携帯電話の普及に大きく貢献。 発明者の功績は後にノーベル物理学賞受賞へとつながり、科学史に残る偉業となりました。 現在でもトランジスタはあらゆる電子機器の基盤技術として欠かせない存在です。
トランジスタ 1948年 ウィリアム・ショックレー ジョン・バーディーン ウォルター・ブラッテン

アインシュタイン記念日

1905年のこの日、アルベルト・アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デア・フィジーク』に提出した。

相対性理論の礎となる論文が発表された日で、物理学の偉業を称える記念日です。
1905年6月30日、アルベルト・アインシュタインは論文『運動物体の電気力学について』を『アナーレン・デア・フィジーク』に提出しました。 この論文は特殊相対性理論の基礎を築き、光速一定の原理と空間・時間の相対性を示しました。 発表当初は理解が難しい理論でしたが、後の実験で正当性が確認され、物理学に革命をもたらしました。 この功績によりアインシュタインは20世紀最大の物理学者としての地位を確立しました。 毎年この日には講演会やシンポジウムが開かれ、相対性理論の魅力が語り継がれています。
1905年 アルベルト・アインシュタイン 相対性理論 アナーレン・デア・フィジーク