1908年
シベリアでツングースカ大爆発が起こる。
シベリアのツングースカ地方で未曾有の大爆発が発生し、広大な森林地帯が壊滅しました。
1908年6月30日、シベリア東部のツングースカ地方上空で正体不明の大爆発が起こり、約2,000平方キロメートルにわたる森林が倒壊しました。爆風の規模は広島型原爆に匹敵するとされ、その原因は隕石の大気圏内爆発説が有力です。付近に人家は少なかったものの、地震計に記録された衝撃波は地球半周を巡って戻ってきたといわれます。現地調査が遅れたため詳細は謎に包まれたままで、未だに科学者たちの興味を引き続けています。自然現象の驚異と科学の神秘を感じさせる出来事です。
1908年
シベリア
ツングースカ大爆発