1908年

シベリアでツングースカ大爆発が起こる。

シベリアのツングースカ地方で未曾有の大爆発が発生し、広大な森林地帯が壊滅しました。
1908年6月30日、シベリア東部のツングースカ地方上空で正体不明の大爆発が起こり、約2,000平方キロメートルにわたる森林が倒壊しました。爆風の規模は広島型原爆に匹敵するとされ、その原因は隕石の大気圏内爆発説が有力です。付近に人家は少なかったものの、地震計に記録された衝撃波は地球半周を巡って戻ってきたといわれます。現地調査が遅れたため詳細は謎に包まれたままで、未だに科学者たちの興味を引き続けています。自然現象の驚異と科学の神秘を感じさせる出来事です。
1908年 シベリア ツングースカ大爆発
2019年

日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退。

2019年6月30日、日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退を表明しました。
2019年6月30日、日本政府は国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を正式に通告しました。この決定により日本は翌日からIWCの枠組みを離れ、自国の排他的経済水域内で商業捕鯨を再開しました。政府は科学的根拠に基づく持続可能な捕鯨を主張しましたが、環境保護団体や海外メディアからは批判の声が上がりました。脱退は国際的な捕鯨管理体制に影響を及ぼし、他国との外交関係にも波紋を広げました。国内では漁業関係者や文化保存を支持する意見と、自然保護を懸念する声が対立しました。
2019年 日本 国際捕鯨委員会(IWC)