1613年

ロンドンのグローブ座が焼失。翌年再建。

イギリス・ロンドンの名劇場グローブ座が炎上しました。 翌1614年に再建され、シェイクスピア劇の舞台として復活。
1613年6月29日、グローブ座での劇中演出に用いられた小砲から火が移り、劇場が全焼しました。 木造建築であったため瞬く間に炎上し、多くの観客が避難を余儀なくされました。 人的被害は限定的でしたが、文化史上大きな衝撃を与えました。 焼失の翌年には資金調達と設計を経て1614年に再建が完了し、再び上演が再開されました。 再建後もシェイクスピア作品をはじめ多くの名作が生まれ、舞台芸術の中心地として栄えました。
1613年 ロンドン グローブ座
元禄2年5月13日

松尾芭蕉がおくのほそ道の旅で平泉の奥州藤原氏3代の跡を訪ねる。

俳人・松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で平泉を訪れました。 栄華を偲ぶ詩情あふれる名所巡りの一幕です。
1689年6月29日(元禄2年5月13日)、松尾芭蕉は『おくのほそ道』の旅の途上で平泉に到着しました。 彼は金色堂など奥州藤原氏三代の遺構を前に「夏草や兵どもが夢の跡」の句を詠んだと伝えられます。 草深い旧跡の静寂と栄華のはかなさを詠み込んだ旅日記は後世の文学に大きな影響を与えました。 訪問記録は俳諧研究の重要資料とされ、平泉は現在でも芭蕉ゆかりの地として知られています。 当時の景観と詩情が融合した歴史的瞬間が、多くの人々を魅了し続けています。
1689年 元禄 5月13日 松尾芭蕉 おくのほそ道 平泉 奥州藤原氏
1966年

ビートルズが初来日。

1966年6月29日、イギリスの伝説的ロックバンド、ビートルズが初めて来日し熱狂的な歓迎を受けた。
ビートルズは東京・羽田空港に到着後、東京・日本武道館での公演を含む一連の来日公演を行いました。日本国内でのロック受容の契機となり若者文化に大きな影響を与えました。滞在中はファンによる“ビートルマニア”が社会現象化し、報道規制や警備体制の強化が実施されました。初来日は日本の音楽シーンに新風を吹き込み、後の洋楽ブームを牽引するきっかけとなりました。
1966年 ビートルズ