ペラルゴニウム (天竺葵)
花言葉
- あでやか
- 君ありて幸福
- あでやかな装い
特徴
説明
南アフリカのケープ地方原産のフウロソウ科多年草で、最初に栽培が始まったのは東方貿易で渡った先のヨーロッパでした。ゼラニウムの近縁で4~6月に西洋ツツジに似た艶やかな花を咲かせます。上2枚あるいは5枚すべての花弁の中心に黒や赤色のブロッチ(斑紋)やストライプの模様が入る花が特徴的で、ゼラニウムとは一季咲き性で区別されます。
豆知識
- ゼラニウムとは同じ属ですが、一季咲きと四季咲きで区別されます
- 花弁の斑紋が美しく、「貴婦人のゼラニウム」とも呼ばれます
- 東方貿易でヨーロッパに持ち込まれた歴史があります
- 現在の園芸品種は複数の原種の交配により作出されています
利用方法
観賞用
- 鉢植えでの観賞
- 春の花壇植栽
- 窓辺の装飾
薬用
- アロマテラピーでの香り利用
注意: 医学的根拠は限られているため、医師に相談してから使用してください。
食用
その他
- 香料の原料
- 蜂や蝶の蜜源
毒性
毒性レベル: 弱い
有毒部位: 葉, 茎
症状: 摂取により軽度の胃腸障害を起こす可能性があります。