1886年

カナダ太平洋鉄道の営業が開始され、初の大陸横断列車がモントリオールを出発。

カナダ太平洋鉄道が開業し、初の大陸横断列車がモントリオールを出発しました。カナダの雄大な大陸横断鉄道時代が幕を開けた瞬間です。
1871年に設立されたカナダ太平洋鉄道会社は、西部への連絡路確保を目的に建設を進めました。1886年6月28日、モントリオールを出発した最初の大陸横断列車が太平洋岸に向けて旅立ち、東西を結ぶ鉄道網が完成しました。この鉄道は移民や物資の輸送を飛躍的に向上させ、カナダの開拓と経済発展を加速させました。建設途上では過酷な山岳地帯を克服するためトンネルや橋梁が数多く建設され、技術的にも画期的なプロジェクトでした。今日のカナダ統一の象徴ともなる壮大な土木事業の歴史的瞬間です。
1886年 カナダ太平洋鉄道 モントリオール
2010年

日本の高速道路37路線50区間1626kmで、高速道路無料化社会実験が開始。

2010年6月28日、日本国内の主要高速道路37路線50区間で無料化社会実験が始まりました。交通政策の一環として移動コストの低減を試みた取り組みです。
民主党政権下で導入された無料化社会実験は、高速道路料金を一部区間で無料化することで交通量や経済効果を検証する目的がありました。対象は全国の都市間を結ぶ主要路線で、通勤・観光需要の増大が期待されました。しかし財源や環境負荷の問題も指摘され、実験は2011年末までの予定でした。結果は賛否両論を呼び、その後の道路政策や料金体系の見直し議論に大きな影響を与えました。
2010年 日本の高速道路 高速道路無料化社会実験
2014年

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の相模原愛川IC 高尾山IC間が開通。東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道と繋がる。

2014年6月28日、圏央道の相模原愛川IC~高尾山IC間が開通し、東名・中央・関越の三大高速道路と接続しました。首都圏を環状に結ぶインフラが一段と充実しました。
圏央道は東京湾岸から関越道を結ぶ環状的道路網の要で、相模原愛川IC~高尾山IC間(約22km)の開通で外環道・中央道と連結されました。これにより都心部を迂回する物流ルートが確立し、交通渋滞の緩和や地域産業への波及効果が期待されました。建設には地形や用地買収など多くの課題がありましたが、開通後は観光地アクセスの向上や緊急時の迂回路としても評価されています。
2014年 首都圏中央連絡自動車道 相模原愛川IC 高尾山IC 東名高速道路 中央自動車道 関越自動車道