2005年

運輸多目的衛星MTSAT 1R(ひまわり6号)が気象観測機能の本格的運用を開始。

2005年6月28日、運輸多目的衛星MTSAT-1R(ひまわり6号)の気象観測機能が本格運用を開始しました。日本の衛星気象技術の高まりを示す出来事です。
MTSAT-1Rは日本の気象庁とJAXAが共同で開発した多目的衛星で、気象観測と航空管制支援を目的としています。ひまわり5号の後継機として赤外線・可視光センサーを搭載し、台風や雲の動きを高精度で観測可能です。本格運用開始により、予報精度の向上や航空機運航の安全性強化に貢献しました。この技術はその後の気象衛星シリーズにも継承され、災害対策や環境監視の基盤となりました。
2005年 MTSAT-1R ひまわり6号