1948年
福井地震。死者・行方不明者3,769名。
1948年6月28日に発生した福井地震は大きな揺れと津波を伴い、福井県で甚大な被害をもたらしました。
福井地震は1948年6月28日午前10時13分ごろ、マグニチュード7.1の地震が福井県を中心に発生した災害です。
巨大な揺れとともに、若狭湾沿岸では津波も観測され、被災地への追い打ちをかけました。
倒壊した木造家屋が多数あり、市街地の多くは焼失し、死者・行方不明者は計3,769名に上りました。
特に福井市街地では、当時の建築基準が未整備だったため、被害が甚大となりました。
この地震を契機に、日本は耐震化や防災対策の強化を図り、建築基準法の見直しが進められました。
復興工事を通じて都市計画の近代化も進み、現在の新しい福井市の基礎が築かれました。
1948年
福井地震