サンダーソニア

学名: Sandersonia aurantiaca
科名: イヌサフラン科

花言葉

  • 祈り
  • 愛嬌
  • 福音

特徴

花色:

説明

南アフリカ原産のイヌサフラン科の多年草で、1851年にジョン・サンダーソンが発見したことから名づけられました。鮮やかなオレンジ色の袋状の花をちょうちんのようにぶら下げて咲かせ、スズランのような釣鐘型で、しなる茎から吊り下げられたように花が下向きに咲くのが特徴です。1属1種の珍しい植物で、現在は野生では観察が困難になっています。

豆知識

  • 属内に1種しか存在しない極めて珍しい植物です
  • 発見者のジョン・サンダーソンの名前が属名になっています
  • 野生では絶滅の危機に瀕しており、保護が必要です
  • ニュージーランドでの商業栽培により世界中に供給されています

利用方法

観賞用
  • 切り花として利用
  • フラワーアレンジメント
  • ブーケの材料
薬用

注意:

食用

その他
  • 高級切り花として商業栽培

毒性

毒性レベル: unknown

症状:

ローダンセ (広葉の花簪)

学名: Rhodanthe manglesii
科名: キク科

花言葉

  • 温厚
  • 変わらぬ思い
  • 終わりのない友情

特徴

花色:

説明

オーストラリア原産のキク科一年草で、初夏に茎の先にピンクや白の小さな花を咲かせます。生花のときから乾いたような感触があり、ドライフラワーによく利用されます。ローダンセの名は、ギリシア語の「rhodon(バラ)」と「anthos(花)」にちなみ、「薔薇色の花」という意味があります。花は日差しに反応して開き、夜や雨の日は閉じる性質があります。

豆知識

  • 乾燥させても美しい色を保つため「永遠の花」とも呼ばれます
  • オーストラリアの乾燥地帯に自生する植物です
  • ドライフラワーにしても色褪せにくい性質があります
  • 花弁に見える部分は実は総苞片です

利用方法

観賞用
  • ドライフラワーアレンジメント
  • 切り花として利用
  • 花壇での植栽
薬用

注意:

食用

その他
  • ポプリの材料
  • クラフト作品の素材

毒性

症状:

ハナカンザシ (花簪)

学名: Rhodanthe chlorocephala subsp. rosea
科名: キク科

花言葉

  • 温厚
  • 変わらぬ想い
  • 思いやり

特徴

花色:

説明

オーストラリア原産のキク科一年草で、15~20mmほどの八重咲きの花を咲かせます。花弁は触ると乾いてカサカサしており、花弁に見えるのは総苞片で、中央に見える黄色い部分が筒状花です。砂地でよく成長し、乾燥を好む性質があります。名前の通り花簪のような美しい花姿が特徴的です。

豆知識

  • 生花の時から既にドライフラワーのような質感を持っています
  • 砂地を好むため、水はけの良い土壌で育てるのがコツです
  • ローダンセ属に分類されるが、流通名はハナカンザシが一般的です
  • オーストラリアの乾燥地帯の厳しい環境に適応した植物です

利用方法

観賞用
  • ドライフラワーアレンジメント
  • 花壇での植栽
  • コンテナガーデン
薬用

注意:

食用

その他
  • 手工芸の材料
  • ブーケの保存用

毒性

症状:

アガパンサス

学名: Agapanthus africanus
科名: ヒガンバナ科

花言葉

  • 恋の訪れ
  • ラブレター
  • 知的な装い

特徴

花色:

説明

南アフリカ原産のヒガンバナ科多年草で、ギリシャ語で愛を表す「アガペ」と花を意味する「アンサス」が語源です。初夏に光沢と厚みのある葉の株元から花茎を立ち上げて、花火のような形状の涼やかな花が開花します。草丈1m以上になる大型種から30cmほどの小型種まであり、花形もバラエティーに富んでいます。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかかりません。

豆知識

  • 学名のアガパンサスは「愛の花」という意味です
  • 花火のような花形から英語では「Firework Flower」とも呼ばれます
  • 常緑種と落葉種の両方があります
  • 南アフリカには10~20種の原種が自生しています

利用方法

観賞用
  • 庭園での植栽
  • 切り花として利用
  • 公園や街路の緑化
薬用
  • 南アフリカの伝統医学で妊娠・出産時に使用されることがあります

注意: 医学的根拠は限られているため、医師に相談してから使用してください。

食用

その他
  • フラワーアレンジメント
  • 蜂や蝶の蜜源

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草, 特に球根

症状: 摂取により軽度の胃腸障害を起こす可能性があります。

トケイソウ (時計草)

学名: Passiflora caerulea
科名: トケイソウ科

花言葉

  • 信心
  • 信仰
  • 聖なる愛

特徴

花色:

説明

中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域原産のトケイソウ科つる性多年草で、3つに分裂した雌しべが時計の針のように見え、花びらが円形に並んで文字盤に見立てられることから「時計草」と名付けられました。16世紀のローマ・カトリックの司祭たちが、花姿をイエス・キリストの受難に見立てたことから英名を「パッションフラワー」と呼びます。一日花で、朝開花して日暮れとともにしぼんでしまいます。

豆知識

  • 約500種が存在するトケイソウ属の代表的な種です
  • 花の各部分がキリストの受難に対応するとされ、宗教画にも描かれます
  • パッションフルーツを実らせる種類もありますが、観賞用とは別です
  • 一日花のため、朝に開花して夕方にはしぼんでしまいます

利用方法

観賞用
  • つる性植物として壁面緑化
  • 庭園でのアーチやトレリス
  • 観賞用として鉢植え
薬用
  • 不安や不眠の改善に民間療法で使用
  • 鎮静作用があるとされています

注意: 医学的根拠は限られているため、薬用として使用する際は医師に相談してください。

食用
  • 果実(一部の種のみ)
その他
  • 宗教的装飾
  • 園芸療法

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 未熟な果実

症状: 大量摂取により軽度の鎮静作用や胃腸障害を起こす可能性があります。