1597年

東インドへの航海に向かったオランダ船がジャワ島のバンテンに到達。

1597年6月24日、オランダ東インド会社の航海船がジャワ島バンテンに到達し、香料交易の道を切り開きました。
1597年6月24日、オランダ東インド会社(VOC)の船団が初めてジャワ島西部のバンテン港に到着しました。この到達はヨーロッパと東南アジアを結ぶ香料交易ルート確立の重要な一歩となりました。バンテンはマラッカ海峡交易における要衝であり、多種多様な香料や絹織物が取引されていました。VOCは当地での交易拠点確保を目指し、後にバタヴィア(現ジャカルタ)への進出を進めます。これによりオランダはアジア貿易における主導権を握り、17世紀以降の植民地支配の礎を築きました。
1597年 オランダ ジャワ島 バンテン 英語版
1954年

日本がアジア極東経済委員会(ECAFE〈Economic Commission for Asia and the Far East〉、現在のアジア太平洋経済社会委員会〈ESCAP〉)に加盟。

日本がアジア極東経済委員会(ECAFE)に加盟し、戦後の地域経済協力を強化した。
1954年6月24日、日本は国連の地域経済委員会であるアジア極東経済委員会(ECAFE)に正式加盟した。ECAFEは1947年の設立以来、アジア地域の経済発展や貿易協力を促進してきた組織である。日本の加盟により戦後復興を遂げた日本経済とアジア諸国との協力体制が一層強化された。日本は技術援助や資金提供を通じ、域内のインフラ整備や産業育成に貢献した。1974年にはECAFEがアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)と改称され、現在に至るまで地域協調の枠組みとして活動を継続している。
1954年 アジア太平洋経済社会委員会
1991年

株式会社アスキー設立。

パソコン情報誌で知られる株式会社アスキーが発足した。
1991年6月24日、コンピュータ関連出版・ソフトウェア開発を手がける株式会社アスキーが設立された。創業者の西和彦らはパソコン情報誌『ASCII』の発行を通じて日本のパソコン文化を牽引した。アスキーはMicrosoftと協力し、日本語環境の普及にも大きく貢献した。以降、同社はハードウェアからソフトウェア、教育事業まで幅広く展開し、日本のIT産業発展を支えた。
1991年 株式会社アスキー