禿山の一夜の民話)
国・地域:
ロシア
禿山に地霊チェルノボグが現れ、手下の魔物や幽霊、精霊達と大騒ぎするが、夜明けとともに消え去る。ムソルグスキーの交響詩で名高い。
ムソルグスキーの交響詩『禿山の一夜』の原典となるロシア民話。
『禿山の一夜』はロシアの民間伝承に登場する物語で、禿山に地霊チェルノボグが現れ、手下の魔物や幽霊、精霊たちと夜通し大騒ぎを繰り広げます。夜明けとともに彼らは忽然と姿を消し、山は静寂を取り戻すとされます。ムソルグスキーはこの物語を題材に交響詩を作曲し、1872年に初稿を完成させました。その後リムスキー=コルサコフらによる改訂を経て、劇的なオーケストレーションで知られる名曲となりました。今日ではコンサートや映画音楽などで広く演奏され、闇と光の対比を音楽で表現する傑作と評価されています。
禿山の一夜
ロシア
ムソルグスキー
交響詩