1909年
スリの大親分・富田銀次郎(仕立屋銀次)を日暮里で逮捕。
日暮里で富田銀次郎が逮捕され、明治期の都市犯罪に一石を投じました。
1909年6月23日、東京・日暮里で「仕立屋銀次」と呼ばれたスリの大親分、富田銀次郎が警察に逮捕されました。
富田は上野や浅草周辺の観光客を狙った巧妙な手口で多額の盗みを繰り返しており、当局の重大犯罪リストに長らく掲載されていました。
綿密な張り込み捜査と潜入捜査により、複数の警察官が協力してついに検挙に成功しました。
この事件は都市治安維持の重要性を浮き彫りにし、警察組織の捜査手法強化に影響を与えました。
1909年
スリ
仕立屋銀次
日暮里
1964年
熊本県・下筌ダムの建設反対派の拠点「蜂ノ巣城」が強制撤去される。
熊本県の下筌ダム建設に反対する住民拠点「蜂ノ巣城」が強制撤去された。
下筌ダムは熊本県を流れる川の治水と水資源確保を目的に計画された多目的ダムです。建設反対派の住民や学生らは蜂ノ巣城と呼ばれる陣地を築き、工事の中止を求めて座り込みを続けていました。1964年6月23日、警察や工事関係者によって蜂ノ巣城は強制的に撤去されました。撤去の際には物資の没収や逮捕者も出るなど対立が深刻化しました。ダム建設はその後も続き、地域の環境や生活への影響が長期的な論争を引き起こしました。
1964年
下筌ダム
1970年
午前0時に日米安全保障条約が自動延長。反対する学生デモの一部が暴徒化し、麻布警察署などに火炎瓶が投擲される。
日米安全保障条約が自動延長され、反対学生デモが一部で暴徒化した。
日米安全保障条約は1960年の改定条約に自動延長条項が盛り込まれており、1970年6月23日午前0時に再協議なしに延長されました。これに対して反対派の学生を中心とした大規模デモが全国で行われ、一部では麻布警察署などに火炎瓶が投げ込まれるなど暴力行為が発生しました。警察はデモ隊の鎮圧に乗り出し、多数の負傷者や逮捕者が出ました。条約延長を巡る世論は引き続き分裂し、政治的緊張が高まりました。日米関係のあり方と学生運動の在り方を問う重要な転換点となりました。
1970年
日米安全保障条約
麻布警察署
火炎瓶
1995年
沖縄県の平和祈念公園に戦没者23万4千名の氏名を刻んだ平和の礎を建立。
1995年6月23日、沖縄県平和祈念公園内に戦没者23万4千名の氏名を刻んだ「平和の礎」が完成しました。
平和の礎は沖縄戦で犠牲となった日本・米国・韓国などの戦没者を含め全ての名を記念するモニュメントです。
設計はメモリアルアーキテクトチームが担当し、平和祈念公園内の中心的施設として位置づけられました。
刻まれた23万4千名の氏名は人種や国籍を問わず戦争の悲惨さを伝えています。
毎年6月23日の慰霊の日には多くの参列者が訪れ、追悼式典や平和への思いを新たにします。
この施設は世界に向けた平和のメッセージを発信するシンボルとなっています。
1995年
平和祈念公園
平和の礎
2008年
朝日放送(ABC、テレビは現・朝日放送テレビ、ラジオは現・朝日放送ラジオ)が大阪市福島区福島の新社屋から放送開始。
2008年6月23日、朝日放送(テレビは朝日放送テレビ、ラジオは朝日放送ラジオ)が新社屋から放送を開始しました。
朝日放送は大阪市福島区の新社屋に移転し、最新の放送設備を導入しました。
地上デジタル放送への対応など技術基盤が強化され、映像・音声の品質が向上しました。
テレビ・ラジオ双方で新スタジオからの生放送や地域密着番組の制作が可能となりました。
移転に伴い職員のワークスペースも刷新され、業務効率化が図られました。
地域への情報発信拠点としての役割が高まり、視聴者との結びつきが強化されました。
2008年
朝日放送テレビ
朝日放送ラジオ
大阪市
福島区
2014年
日本学術会議が、提言「男女共同参画社会の形成に向けた民法改正」において選択的夫婦別姓制度の導入を提言。
The Science Council of Japan recommended an optional separate surname system for married couples to advance gender equality.
On June 23, 2014, the Science Council of Japan published a report recommending the introduction of an optional separate surname system for married couples to promote gender equality. Under the existing Civil Code, spouses are required to adopt the same family name, a rule critics say reinforces traditional gender roles. The council's proposal highlighted international practices and emphasized the importance of personal identity and autonomy in modern marriages. It suggested amending the Civil Code to allow couples to choose independent surnames upon marriage. Although the recommendation did not immediately change the law, it reignited national debates on family structure, women's rights, and social norms across Japan.
2014年
日本学術会議
男女共同参画
民法
夫婦別姓