1868年

新聞編集者クリストファー・レイサム・ショールズがタイプライターの特許を取得。

タイプライター原型の特許取得が事務機器史の転換点となりました。
1868年6月23日、新聞編集者で発明家のクリストファー・レイサム・ショールズがアメリカ合衆国でタイプライターの特許を取得しました。 ショールズの発明は機械的に文字を紙面に打ち付ける仕組みを持ち、従来の手書き作業を大幅に効率化するものでした。 透明な文字バーとキー機構の組み合わせは後のタイプライターの標準仕様となり、事務機器産業全体の発展を促しました。 この技術革新によりビジネス文書の生産性が飛躍的に向上し、20世紀のオフィス文化を一変させる原動力となりました。
1868年 クリストファー・レイサム・ショールズ タイプライター
1931年

ウィリー・ポストとハロルド・ガティが世界一周飛行に出発。7月1日に帰着し、8日間15時間51分の記録を樹立。

アメリカの飛行家ウィリー・ポストとハロルド・ガティが世界一周飛行に挑戦し、当時最速の記録を樹立しました。
1931年6月23日、ウィリー・ポストとハロルド・ガティはアメリカから飛び立ち、世界一周飛行に挑戦しました。 2人は経由地点で補給を行いながら飛行を続け、7月1日にアメリカに帰着しました。 飛行時間は8日間15時間51分で、当時の最速記録を打ち立てました。 この挑戦は航空技術とナビゲーションの進歩を象徴する一大偉業となりました。 以降の長距離飛行記録競争にも大きな影響を与えました。
1931年 ウィリー・ポスト ハロルド・ガティ 英語版 世界一周飛行 7月1日
1932年

三島徳七がMK鋼の特許を取得。

鋼材技術者三島徳七がMK鋼の製造方法に関する特許を取得しました。
1932年6月23日、技術者の三島徳七はMK鋼と呼ばれる新しい鋼材の製造方法で特許を取得しました。 MK鋼は耐食性と強度に優れ、産業用途への応用が期待されました。 特許取得後、この技術は建築や機械部品の素材として注目を集めました。 昭和期の日本の産業発展に寄与する重要な技術革新の一つとされています。 三島徳七の研究は後の合金開発にも影響を与えました。
1932年 三島徳七 MK鋼 特許
1959年

イギリス・アメリカの原子爆弾開発に貢献する一方、ソ連に機密情報を流していた物理学者クラウス・フックスが、9年間の収監の後に釈放される。

英国とアメリカの原子爆弾開発に貢献しながら、ソ連に機密情報を流した物理学者クラウス・フックスが9年の服役を終え釈放された。
クラウス・フックスは第二次世界大戦中にマンハッタン計画に参加したドイツ系物理学者です。英米の原子爆弾開発に重要な研究成果を提供した一方、ソ連へのスパイ活動を行っていました。1950年にスパイ容疑でニューヨークで起訴され、反逆罪で有罪判決を受けて約9年間服役しました。1959年6月23日に刑期を終えた後、母国イギリスへ送還されました。彼の情報漏洩は冷戦期の核拡散問題と西側諜報機関の警戒を決定付ける出来事となりました。
1959年 イギリス アメリカ 原子爆弾 ソ連 クラウス・フックス
1969年

宇宙開発事業団法公布。

宇宙開発事業団法が公布され、国内の宇宙開発体制が整備された。
宇宙開発事業団法は1969年6月23日に公布され、人工衛星の打ち上げや宇宙技術の研究開発を担う独立行政法人の設立根拠を定めました。これにより、日本の宇宙開発事業団(NASDA)の前身組織が法的に位置づけられました。目的は民間と官学連携による衛星技術の高度化と宇宙利用の促進でした。1970年代以降、打ち上げロケット「H-I」や気象衛星「ひまわり」など数々の成果を生み出しました。現在のJAXA設立への礎となった重要な法律です。
1969年 宇宙開発事業団法
2008年

東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)がワンセグ2サービス放送開始。

Tokyo Metropolitan Television (TOKYO MX) launched its OneSeg2 mobile broadcasting service, marking a major upgrade in Japan's digital TV technology.
On June 23, 2008, Tokyo Metropolitan Television (TOKYO MX) commenced broadcasting its OneSeg2 service, the next generation of Japan's digital terrestrial mobile TV standard. OneSeg2 offered viewers improved video resolution, stereo sound, and more robust reception compared to its predecessor. The service allowed audiences to enjoy live television on portable devices such as mobile phones, laptops, and car navigation systems. As one of the early adopters in the industry, TOKYO MX's launch demonstrated the potential for mobile content delivery beyond traditional fixed TVs. The introduction of OneSeg2 marked a significant milestone in the evolution of Japan's broadcasting technology, paving the way for more immersive and accessible media experiences.
東京メトロポリタンテレビジョン ワンセグ2サービス