06月23日の誕生日 | calendar.web-standard.org

紀元前47年

カエサリオン

プトレマイオス朝最後のファラオ

プトレマイオス朝最後のファラオ。ジュリアス・シーザーとクレオパトラ7世の息子。

紀元前47年、ローマの独裁官ジュリアス・シーザーとエジプト女王クレオパトラ7世の間に生まれた。本名をプトレマイオス・フィリュンケルス・セカンドといい、通称カエサリオンと呼ばれる。母と共同統治し、プトレマイオス朝の王位を継承した最後の君主。紀元前31年のアクティウムの海戦でオクタウィアヌスに敗北し、政権は崩壊した。紀元前30年に暗殺または捕縛により亡くなり、プトレマイオス朝は滅亡した。若年でありながら歴史の転換期を象徴する存在として知られている。

紀元前47年カエサリオンプトレマイオス朝ファラオ紀元前30年

天文3年5月12日

織田信長

(1534 - 1582)

戦国時代の武将

戦国時代の革新的な武将。天下布武を掲げて戦国大名の統一を目指した。

1534年、尾張国（現在の愛知県）に生まれる。若くして家督を継ぎ、斬新な戦術や鉄砲の導入で躍進を遂げた。桶狭間の戦い（1560年）で今川義元を討ち、一躍名を馳せた。天下統一に向けて領土を拡大し、中央集権体制の基礎を築いた。楽市楽座を導入して経済振興にも尽力した。 1582年、本能寺の変で家臣・明智光秀の謀反により討たれた。その死は戦国時代の終焉へとつながり、後継者に大きな影響を与えた。

1534年天文 5月12日織田信長戦国時代 1582年

1612年

ユーストゥス・ゲオルク・ショッテル

(1612 - 1676)

文法学者

17世紀のドイツの文法学者。ドイツ語の文法研究を体系化した。

1612年、ドイツで生まれる。法学を学びつつ言語学に関心を寄せ、独自の研究を行った。代表作『Grammatica Germanicae Linguae』をはじめとする文法書を著した。ドイツ語を論理的に分析し、体系化する手法を確立した。教育者としても活躍し、多くの学生を育成した。 1676年にその生涯を閉じ、後の言語学発展に大きな影響を与えた。

1612年ユーストゥス・ゲオルク・ショッテル文法 1676年

延享3年5月5日

塙保己一

(1746 - 1821)

国学者

江戸時代の国学者。盲目ながら膨大な文献を編纂した。

1746年、常陸国（現在の茨城県）に生まれる。幼少期に失明したが、驚異的な記憶力で和漢古典の研究を続けた。主著『群書類従』は多くの歴史・文学資料を集成した大規模文献集成である。各地の私家版や散佚した書物の史料を掘り起こし、学問基盤を広げた。幕府や諸藩の支援を受けつつ、研究と出版を推進した。 1821年に没し、その学術的遺産は後世に大きく継承された。

1746年延享 5月5日塙保己一国学者 1821年

1763年

ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ

(1763 - 1814)

ナポレオンの妻

ナポレオン1世の最初の妃。マルメゾン城の庭園造営を好んだ。

1763年、カリブ海のマルティニーク島に生まれる。フランスで革命を生き抜き、後に第一帝政下で皇后となる。ナポレオン・ボナパルトと結婚し、帝政の華やかな宮廷文化を築いた。マルメゾン城の改修・庭園造営を愛し、文化人を招いて交友を深めた。離婚後もフランス社交界で影響力を保持し続けた。 1814年に没し、ナポレオン時代の象徴的存在として語り継がれる。

1763年ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネナポレオン 1814年

享和3年5月5日

松平斉韶

(1803 - 1868)

第7代明石藩主

明石藩第7代藩主。幕末期の藩政改革を推進した。

1803年、播磨国（現在の兵庫県明石市）に生まれる。第7代明石藩主として藩政運営を担当した。西洋式軍備の導入や地租改革などに取り組み、藩の近代化を模索した。幕末の動乱期には幕府方と藩内政治の調整に奔走した。 1868年に没し、幕末から明治期への過渡期を生きた藩主として知られる。

1803年享和 5月5日松平斉韶明石藩主 1868年

1810年

ファニー・エルスラー

(1810 - 1884)

バレエダンサー

19世紀のオーストリア生まれのバレリーナ。優雅で情感豊かな舞踊を特徴とした。

1810年、ウィーンに生まれる。パリ・オペラ座のプリマバレリーナとして活躍。表情豊かな踊りと劇的な演技で観客を魅了した。 1830年代のアメリカツアーではヨーロッパ以外でのバレエ普及に貢献。バレエの技術と芸術性を高めた先駆者の一人。 1884年、パリで没し、その功績は長く称えられている。

1810年ファニー・エルスラーバレエダンサー 1884年

1824年

カール・ライネッケ

(1824 - 1910)

作曲家

ドイツの作曲家・指揮者。ライプツィヒ音楽界を牽引した。

1824年、ドイツ北部で生まれる。若くしてピアニスト・作曲家として注目を集めた。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた。ピアノ協奏曲や室内楽、歌曲など幅広い作品を残した。教育者としても活躍し、多くの弟子を育てた。 1910年に逝去し、19世紀ロマン派音楽の重要人物として知られる。

1824年カール・ライネッケ作曲家 1910年

天保5年5月17日

内田正縄

(1834 - 1864)

第9代小見川藩主

小見川藩第9代藩主。幕末期の藩政を担った。

1834年、下総国小見川藩の藩主家に生まれる。若くして第9代藩主となり、藩政を指導した。財政再建や人材登用など藩内改革に努めたと伝えられる。幕末の動乱期には藩兵の訓練・統制を図り治安維持にあたった。藩領内の文化・教育振興にも関心を示し、学問奨励を行った。 1864年に没し、小見川藩の歴史に名を刻んだ。

1834年天保 5月17日内田正縄小見川藩主 1864年

天保10年5月13日

松平乗秩

(1839 - 1873)

第5代西尾藩主

西尾藩第5代藩主。維新前夜の藩政にあたった。

1839年、三河国西尾藩に生まれる。幼少期に家督を継ぎ、第5代藩主として藩政を担う。幕末の動乱が迫る中、外交・軍事面での対応に苦慮した。藩の財政再建や人材育成を目指して施策を講じた。隠居後も藩士の動向を見守り、明治維新後の変化を注視した。 1873年に没し、過渡期の藩主として記憶される。

1839年 5月13日松平乗秩西尾藩主 1873年

1843年

ポール・ハインリッヒ・フォン・グロート

(1843 - 1927)

鉱物学者

鉱物学者のポール・ハインリッヒ・フォン・グロートは、鉱物の研究に生涯を捧げた。

1843年にドイツで生まれ、鉱物の分類と研究を通じて結晶学の発展に寄与した。学術書や標本コレクションを残し、後世の鉱物学者に影響を与えた。1927年に逝去するまで幅広い研究活動を展開した。

1843年ポール・ハインリッヒ・フォン・グロート鉱物学者 1927年

1852年

ラウール・プーニョ

(1852 - 1914)

音楽教師、作曲家、オルガニスト

音楽教師作曲家オルガニスト

ラウール・プーニョは音楽教師・作曲家・オルガニストとして活躍した。

1852年にフランスで生まれ、ピアノとオルガンの演奏家として広く知られた。パリ音楽院で教鞭をとり、多くの音楽家を育成した。自身のピアノ小品やオルガン曲を多数発表し、作曲家としても高く評価された。1914年に逝去するまで演奏活動と教育を両立させた。

1852年ラウール・プーニョオルガニスト 1914年