ササユリ (笹百合)
花言葉
- 上品
- 清浄
- 純潔
特徴
説明
ササユリは日本特産のユリで、本州中部地方以西、四国、九州に自生します。葉が笹に似ていることからこの名が付きました。6-7月頃に茎の先に淡いピンク色または白色の花を咲かせます。花径は10-15cm程度で、強い香りを放ちます。球根から花をつけるまで数年かかり、栽培が困難な上級者向けの植物です。近年は自生地の減少により、準絶滅危惧種に指定されている地域もあります。
豆知識
- 球根から開花まで通常7-8年かかる
- 花の香りは夕方から夜にかけて最も強くなる
- 日本のユリの中で最も栽培が困難とされる
- 一度咲いた球根は3-4年休眠することがある
利用方法
観賞用
- 茶花として利用
- 自然庭園での観賞
- 切り花(香りが強い)
薬用
- 球根は伝統的に薬用として利用されていた
注意: 現在は薬用利用は推奨されない
食用
- 球根(伝統的に食用)
その他
- 野生植物保護の象徴
- 生態系保全の指標種
毒性
症状: 毒性はないが、野生個体の採取は法的に保護されている場合がある