1982年

IBM産業スパイ事件: FBIが囮捜査により日立製作所・三菱電機の社員6人をIBMへの産業スパイ容疑で逮捕。

1982年6月22日、FBIの囮捜査により日立製作所と三菱電機の社員6人がIBMへの産業スパイ容疑で逮捕されました。
1982年6月22日、アメリカ合衆国司法省とFBIが産業スパイの疑いで日本企業関係者を捜査。 日立製作所と三菱電機の社員6人がIBM社に機密情報を不正に提供したとして逮捕されました。 本件は国際的な企業間競争における内部情報流出の深刻さを浮き彫りにし、日本企業のセキュリティ強化を促しました。 双方の企業文化や法制度の違いを背景に、企業スパイ事件として大きな反響を呼びました。 最終的に被疑者は起訴され、有罪判決や実刑判決が下されました。
1982年 IBM産業スパイ事件 FBI 日立製作所 三菱電機 IBM 産業スパイ
1998年

総理府の外局として金融監督庁(現 金融庁)を設置。

1998年6月22日、日本政府が総理府の外局として金融監督庁(現 金融庁)を設置しました。
金融監督庁は金融機関の監督・検査権限を一元化し、金融システムの安定化を図るために設立されました。 これまで別々に管理されていた銀行、証券、保険などへの監督機能を統合し、効率的な規制運営を実現。 設置当初は金融危機の教訓を踏まえ、透明性の向上とリスク管理の強化が重視されました。 2000年に金融庁へ改組され、現在に至るまで日本の金融市場の信頼性確保に寄与しています。 金融行政の近代化を象徴する制度改革として注目されました。
1998年 総理府 金融監督庁 金融庁
2009年

イーストマン・コダックが、リバーサルフィルム・コダクロームの製造打ち切りを発表。

2009年6月22日、イーストマン・コダックは伝統的なリバーサルフィルム「コダクローム」の製造打ち切りを発表しました。 フィルム写真時代の終焉を象徴する出来事です。
コダクロームは1935年に世界初のカラーリバーサルフィルムとして登場し、映画撮影や写真愛好家を中心に広く支持されました。 しかしデジタルカメラの普及により需要が急速に減少し、コダック社は製造停止を決定しました。 製造拠点の閉鎖とともに関連機器や薬品の供給も終了し、多くの愛好家が惜しみました。 最終ロールは博物館などで保存され、コダクロームは写真史上の重要な遺産となっています。 同社はフィルム事業の縮小を進める一方、デジタルイメージング事業への転換を加速させました。 この発表はフィルム写真文化の終焉を象徴し、多くの写真家たちに時代の変化を痛感させました。
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