1949年

川崎汽船の旅客船「青葉丸」がデラ台風により大分県沖で転覆。死者・行方不明者141人。

1949年6月21日、川崎汽船の旅客船「青葉丸」がデラ台風吹いにより転覆し、141人の死者・行方不明者が出ました。
川崎汽船が運航していた旅客船「青葉丸」は1949年6月21日、デラ台風の強風と高波により大分県沖で転覆しました。 乗客・乗員合わせて約150名が乗船しており、事故により141名が死亡または行方不明となりました。 救助活動は海上保安庁や地元漁船によって行われましたが、荒天のため困難を極めました。 この事故は戦後の日本海難事故として最悪クラスの被害を出し、船舶の安全基準見直しを促しました。 以降、気象情報の伝達や避難体制の強化が図られる契機となりました。
1949年 川崎汽船 デラ台風 転覆
1968年

名神高速道路で日産観光サービス所有の日産エコーロングが、共振によるプロペラシャフトの破損から横転。1人死亡・9人が負傷し、欠陥車問題がクローズアップされる切っ掛けの一つとなる。

1968年6月21日、名神高速道路で日産エコーロングがプロペラシャフト破損により横転し、1人が死亡、9人が負傷した事故。
1968年6月21日、名神高速道路を走行中の日産観光サービス所有の日産エコーロングが、共振によるプロペラシャフトの破損で横転した。 この事故で1人が死亡、9人が負傷し、大規模な自動車欠陥問題が社会的に注目を集めた。 事故原因となったプロペラシャフトの共振現象は、その後の車両設計や品質管理の改善につながった。 日産をはじめ自動車メーカーはリコールや部品強化を実施し、安全規制の強化が進められた。 日本の高速道路を舞台にした事故として、後の交通安全対策や製品責任法(PL法)の動きに影響を与えた。
名神高速道路 日産観光サービス 日産エコーロング 共振 プロペラシャフト 欠陥車
1990年

マンジール・ルードバル地震。イランの首都テヘランの約200km北西で、マグニチュード7.4の地震が発生。

1990年、マグニチュード7.4のマンジール・ルードバル地震がテヘラン北西で発生。
1990年6月21日、イラン北部のマンジール・ルードバル地域を震源とするマグニチュード7.4の大地震が発生した。 震源は首都テヘランから約200km北西に位置し、周辺住民に甚大な被害をもたらした。 多くの建物が倒壊し、数百人の死傷者が報告されたとされる。 救援活動は地形やインフラの制約で困難を極め、国際支援も行われた。 この地震はイラン国内の防災体制強化や耐震基準見直しの契機となった。
1990年 マンジール・ルードバル地震 イラン テヘラン マグニチュード
1995年

羽田発函館行きの全日空機(ANA 857便)がハイジャックされる(全日空857便ハイジャック事件)。

1995年、全日空857便がハイジャックされ、乗客乗員が一時人質となる重大インシデントが発生。
1995年6月21日、羽田発函館行きの全日空857便が乗員の要請で緊急着陸し、機内で乗客が人質に取られるハイジャック事件が発生した。 犯人は刃物を持ち、身の危険を訴えて航空機の運航を妨害したとされる。 対応にあたった機長や乗務員、地上の交渉担当者は冷静な判断で乗客の安全を最優先した。 最終的に犯人は説得により自首し、人質に大きな被害はなかった。 この事件は国内航空保安体制の強化や乗務員の訓練見直しに影響を与えた。
全日空機 ハイジャック 全日空857便ハイジャック事件
2008年

フィリピンで大型フェリー「プリンセス・オブ・ザ・スターズ」が沈没。死者800人以上。

フィリピンで大型フェリー「プリンセス・オブ・ザ・スターズ」が沈没しました。
2008年6月21日、フィリピンのミンダナオ島近海を航行していた大型フェリー「プリンセス・オブ・ザ・スターズ」が嵐に巻き込まれ沈没しました。 乗客・乗員合わせて800人以上が犠牲となり、史上最悪級の海難事故の一つとされます。 艦内の安全管理体制や緊急時の対応が厳しく問われ、海上輸送の安全基準見直しが急務となりました。 事故後、船会社の責任追及や犠牲者支援が行われ、教訓を活かした法整備が進められました。 この惨事はフィリピン国内外で強い衝撃を与えました。
2008年 フィリピン フェリー プリンセス・オブ・ザ・スターズ