1002年

レオ9世

(1002 - 1054)

第152代ローマ教皇

第152代ローマ教皇
11世紀に教会改革を推進したローマ教皇。東方教会との関係調整にも尽力した人物です。
レオ9世(本名ヒューゴ、1002-1054)は、1049年に選出された第152代ローマ教皇です。在位中は聖職売買や腐敗した聖職者の免官を積極的に行い、教会の規律回復を図りました。1054年には東方教会との対立が深まり、東西教会の大分裂(シスマ)の契機にもなりました。彼はローマ教皇権の強化を目指し、ヨーロッパ各地に巡察使を派遣して教区の監督体制を強化しました。その改革精神と行政手腕は、後の教会運営にも大きな影響を与えました。
1002年 レオ9世 ローマ教皇 1054年
1892年

ラインホルド・ニーバー

(1892 - 1971)

神学者、政治学者

神学者 政治学者
アメリカの神学者・政治思想家で、『人間の性と運命』などの著作で知られる。
ラインホルド・ニーバー(1892-1971)は、アメリカの神学者・政治思想家。 シカゴ神学校で教鞭を執り、人間の自由と倫理を巡る論考を展開。 代表作『人間の性と運命』では、個人と社会の矛盾や道徳的責任を分析し、リアリズム政治理論を提唱した。 第二次世界大戦中および冷戦期にはアメリカ政府に助言を行い、その見解は政策決定にも影響を与えた。 宗教と政治を結びつけた思想は、現代政治神学や国際関係論にも多大な示唆を与えている。
1892年 ラインホルド・ニーバー 神学者 政治学者 1971年