1002年
レオ9世
(1002 - 1054)
第152代ローマ教皇
第152代ローマ教皇
11世紀に教会改革を推進したローマ教皇。東方教会との関係調整にも尽力した人物です。
レオ9世(本名ヒューゴ、1002-1054)は、1049年に選出された第152代ローマ教皇です。在位中は聖職売買や腐敗した聖職者の免官を積極的に行い、教会の規律回復を図りました。1054年には東方教会との対立が深まり、東西教会の大分裂(シスマ)の契機にもなりました。彼はローマ教皇権の強化を目指し、ヨーロッパ各地に巡察使を派遣して教区の監督体制を強化しました。その改革精神と行政手腕は、後の教会運営にも大きな影響を与えました。
1002年
レオ9世
ローマ教皇
1054年