06月20日

命日 - 思想家・哲学者

1971年

曽我量深

(1875 - 1971)

仏教思想家

仏教と哲学を融合した研究で知られる日本の仏教思想家。

曽我量深は1875年に生まれ、早稲田大学で学んだ後、ドイツに留学して哲学と仏教学を修めました。帰国後は東洋大学教授として仏教思想や宗教学の講義を行い、日本仏教学会設立に関わりました。仏教と近代社会の関係を探求し、『仏教哲学体系』を執筆して思想界に大きな影響を与えました。心理学や倫理学とも対話を重ね、仏教の現代的意義を示す研究を展開。 1971年に95歳で逝去し、その業績は今日まで高く評価されています。

1971年曽我量深仏教思想家 1875年

1995年

エミール・シオラン

(1911 - 1995)

思想家

ルーマニア出身の哲学者・思想家。ニヒリズム的なエッセイで知られ、深い洞察を示した。

エミール・シオランは1911年生まれのルーマニア出身の思想家です。若くしてパリに移り、フランス語で執筆活動を始めました。『苦い讃歌』『倒錯への試み』などの作品で不条理や虚無を鋭く描写しました。詩的な文体と透徹した洞察力で20世紀後半の思想界に影響を与えました。政治や歴史、人間存在の根源的問題に独自の視点から論じました。 1995年6月20日にパリで亡くなりました。

1995年エミール・シオラン思想家 1911年