1897年

利根川と江戸川を結ぶ全長8・5キロの利根運河が竣工。

利根川と江戸川を結ぶ利根運河が完成し、関東の水運・物流体系に革新がもたらされた。
1897年6月18日、全長約8.5キロの利根運河が竣工し、利根川と江戸川を直結。 この運河の開削により、関東平野東部の農産物や物資の輸送が大幅に効率化された。 工事は難工事とされ、築堤や水門の建設には最新の土木技術が用いられた。 完成後は江戸川経由の航路短縮により、運賃低減と地域経済活性化に寄与した。 現在も防災や水管理の面で重要な役割を果たしている。
利根川 江戸川 利根運河
1902年

万国郵便連合加盟二十五周年を記念して日本初の官製絵はがきが発売される。

日本ではじめての官製絵はがきが発売され、郵便文化と観光振興に新たな風を吹き込んだ。
1902年6月18日、万国郵便連合加盟25周年を記念して、日本初の官製絵はがきが発行された。 当時の絵はがきは観光地の風景や名所旧跡がデザインされ、庶民の旅の思い出として広く親しまれた。 郵便切手と同様に国内外で利用可能で、郵便事業の普及と文化交流に貢献。 絵はがきの発行は観光促進政策の一環ともなり、以後多くの観光地がシリーズ化していった。 今日ではコレクターズアイテムとしても高い価値を持つ。
1902年 万国郵便連合 はがき