1897年
利根川と江戸川を結ぶ全長8・5キロの利根運河が竣工。
利根川と江戸川を結ぶ利根運河が完成し、関東の水運・物流体系に革新がもたらされた。
1897年6月18日、全長約8.5キロの利根運河が竣工し、利根川と江戸川を直結。
この運河の開削により、関東平野東部の農産物や物資の輸送が大幅に効率化された。
工事は難工事とされ、築堤や水門の建設には最新の土木技術が用いられた。
完成後は江戸川経由の航路短縮により、運賃低減と地域経済活性化に寄与した。
現在も防災や水管理の面で重要な役割を果たしている。
利根川
江戸川
利根運河