06月18日の命日 | calendar.web-standard.org

天福2年5月20日

仲恭天皇

(1218 - 1234)

第85代天皇

幼少で即位し短期間で退位した鎌倉時代の第85代天皇。

仲恭天皇（1218-1234）は鎌倉時代の第85代天皇。幼くして即位し、その治世は北条氏の執権政治の影響下にあった。在位は約2年ほどで、のちに皇位を弟に譲り退位した。退位後は出家し、静かに余生を送りながら学問に親しんだとされる。天福2年5月20日（1234年6月18日）に薨去し、幼帝としての短い生涯が歴史に刻まれた。

1234年天福 5月20日仲恭天皇天皇 1218年

1291年

アルフォンソ3世

(1265 - 1291)

アラゴン王

アラゴン王として領土拡大を推進し、地中海世界での影響力を高めた君主。

アルフォンソ3世（1265-1291）はスペイン・アラゴン王国の国王。 1285年に即位し、バレアレス諸島や地中海沿岸の要衝都市を次々と征服した。教皇権との対立や国内諸侯の統制に苦慮しつつも、王権を強化した。その治世は短かったが、地中海交易路の支配権を確立し後世の基礎を築いた。最期はネミューで病に倒れ、1291年に崩御した。

1291年アルフォンソ3世アラゴン王 1265年

1464年

ロヒール・ファン・デル・ウェイデン

(1400 - 1464)

画家

フランドル派を代表する画家で、宗教画や肖像画において緻密な表現力を発揮した。

ロヒール・ファン・デル・ウェイデン（1400-1464）はフランドル派の画家。ベルギー・トゥルネー出身で、ブリュッセルの宮廷画家を務めた。代表作に『十字架降下』や『ブラケの三連祭壇画』など、感情表現と細密描写が特色。祭壇画や肖像画で高い評価を受け、当時の貴族や教会から多数の依頼を獲得した。その劇的な構図と豊かな色彩は後世の画家にも大きな影響を与えた。

1464年ロヒール・ファン・デル・ウェイデン画家 1400年

1619年

マルタン・フレミネ

(1567 - 1619)

画家

イタリアで修業を積み、フランスにマニエリスム様式をもたらした画家。

マルタン・フレミネ（1567-1619）はフランスの画家。イタリアでカラヴァッジョやボッティチェリらの作品に触れ、独自の作風を形成した。 1600年代初頭に帰国後、フォンテーヌブロー宮殿やサン＝ジェルマン＝アン＝レー城の装飾を手がけた。豊かな装飾性と優雅な人物表現が特徴で、フランス・マニエリスムの先駆者となった。宮廷を中心に高い評価を受け、多くの弟子を育成した。

1619年マルタン・フレミネ英語版 1567年

寛永11年5月23日

豪姫

(1574 - 1634)

宇喜多秀家の正室

戦国大名・宇喜多秀家の正室として、戦乱の世を生き抜いた姫君。

豪姫（1574-1634）は戦国大名宇喜多秀家の正室。幼少より名家に生まれ、天正年間に秀家と結婚し内助の功を発揮した。関ヶ原の戦い後、夫が敗北すると離縁を余儀なくされ、厳しい運命を歩んだ。その後は再嫁を認められず、隠居先での生活を送りながらも武家女性としての役割を果たした。寛永11年5月23日（1634年6月18日）に薨去し、その波乱の生涯が後世に語り継がれる。

1634年寛永 5月23日豪姫宇喜多秀家正室 1574年

寛文12年5月23日

石川丈山

(1583 - 1672)

漢詩人、造園家、書家

漢詩人造園家書家

漢詩、書、造園まで多彩な才能を発揮した江戸前期の文人。

石川丈山（1583-1672）は江戸時代前期の文人・造園家。若年より武士として仕えたが、のちに剃髪し文人として活動を開始した。漢詩や和歌を通じて学問に励み、京都の庭園設計では後楽園などに影響を与えた。書家としても高い評価を受け、その詩書は当時の文化人に広く親しまれた。寛文12年5月23日（1672年6月18日）に没し、多彩な業績が後世に語り継がれる。

1672年寛文石川丈山漢詩人造園家書家 1583年

宝永7年5月22日

河合曾良

(1649 - 1710)

俳諧師

松尾芭蕉と共に『奥の細道』を旅した俳諧師。

河合曾良（1649-1710）は江戸時代の俳諧師。松尾芭蕉の弟子として知られ、1689年に芭蕉と共に『奥の細道』の旅に参加した。旅日記『曾良随筆』には風景描写とともにユーモラスな感想が記されている。のちに蕉門の重鎮として多くの弟子を育て、俳諧文化の発展に寄与した。宝永7年5月22日（1710年6月18日）に没し、その足跡は日本文学史に残る。

1710年宝永 5月22日河合曾良俳諧師 1649年

1726年

ミシェル＝リシャール・ドラランド

(1657 - 1726)

作曲家

ルイ14世に仕え、ヴェルサイユ宮殿の音楽を彩ったバロック期の作曲家。

ミシェル＝リシャール・ドラランド（1657-1726）はフランスの作曲家。ルイ14世の宮廷楽長として多くの大モテットや室内楽曲を作曲した。ヴェルサイユ宮殿やサン＝トリニテ教会で演奏され、王権の威信を音楽で支えた。バロック音楽の華麗な様式を体現し、後世のフランス音楽にも大きな影響を与えた。 1726年にパリで没し、その作品は今日も演奏され続けている。

1726年ミシェル＝リシャール・ドラランド作曲家 1657年

1741年

フランソワ・プルフール・デュ・プチ

(1664 - 1741)

解剖学者、医者

解剖学者医者

神経解剖学の先駆者で、視覚神経交差の研究を行った生理学者。

フランソワ・プルフール・デュ・プチ（1664-1741）はフランスの解剖学者・医師。視覚神経の交差部（プルフォーの交差）を発見し、その構造と機能を詳細に記述した。パリ大学で医学を教授し、多くの学生を指導して近代解剖学の基礎を築いた。臨床医としても活躍し、解剖実験と臨床観察を融合させた研究で高く評価された。 1741年に没し、その業績は神経科学史に大きな足跡を残している。

1741年フランソワ・プルフール・デュ・プチ解剖学者医者 1664年

1753年

クロード・F・ジョフロア

(1729 - 1753)

化学者

ビスマスを独立した元素と確認した、若くして功績を残した化学者。

クロード・F・ジョフロア（1729-1753）はフランスの化学者。ビスマスを他の金属から区別し、独立した元素として確認した。パリ・モンペリエ・アカデミーで研究を行い、金属の分類に新たな視点をもたらした。わずか24歳で夭折したが、その論文は化学元素理論の発展に寄与した。死後も彼の研究成果は後続の化学者たちに引き継がれた。

1753年クロード・F・ジョフロア化学者 1729年

1772年

ゲラルド・ファン・スウィーテン

(1700 - 1772)

医師

オーストリアで活躍した医師。マリア・テレジアの宮廷医師として医学教育改革を推進した。

1700年にオランダのライデンで生まれ、ライデン大学で医学を学んだ。ウィーンに移り、1745年にマリア・テレジアの宮廷医師に就任し、ウィーン医科大学の教育改革を主導した。臨床教育の導入や病院制度の整備を行い、医学図書館の編纂にも携わった。著作『医学師範』などで当時の医療界に大きな影響を与え、欧州各地の医師育成に貢献した。1772年にウィーンで没した。

1772年ゲラルド・ファン・スウィーテン 1700年

1782年

ジョン・ウッド

(1728 - 1782)

建築家

18世紀イギリスの建築家。バースの都市景観に大きな影響を与えた。

1728年にイギリスで生まれ、父ジョン・ウッドとともに建築を学ぶ。ジョージアン様式を基調としたバースのクイーン・スクエアやサーカスなどを設計し、統一感ある街並みを創出した。古典的建築要素を取り入れつつ、都市計画に優れたデザインを展開。1782年にバースで没するまで、英国建築史に名を刻む作品を多数残した。

1782年ジョン・ウッド英語版 1728年