三枝祭(大神神社摂社の率川神社の例祭)
国・地域:
日本
飛鳥時代から続く日本最古のお祭りの1つ。ゆりまつりとも呼ばれ、本社である大神神社で行われる鎮花祭と共に、疫病を鎮めることを祈る。三輪山に咲くゆりの花で飾った酒樽で、お酒を神前に供えた後、4人の巫女が三枝のゆりを手に持ち、神楽舞を奉納する。また、午後には奈良市内を巡行する七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列も行われる。
飛鳥時代から続くゆり祭りで、三輪山のゆりの花を捧げて疫病退散を祈願します。
巫女がゆりを手に神楽舞を奉納し、華やかな雰囲気を醸し出します。
午後には七媛女や稚児行列が奈良市内を巡行し、古風な風情が楽しめます。
三枝祭は飛鳥時代から続く日本最古級の花祭りの一つで、正式には鎮花祭と称されます。
本社の大神神社と摂社の率川神社で同時に行われ、かつては宮廷をはじめ全国に広まりました。
祭りでは三輪山に自生するゆりの花で装飾した酒樽を神前に供え、疫病や悪霊を鎮める祈りが捧げられます。
奉納されたゆりを手にした4人の巫女が厳かに神楽舞を舞い、その優雅な所作が見る者を魅了します。
午後には七媛女、ゆり姫、稚児の行列が奈良市中心部を巡行し、平安の雅を彷彿とさせます。
現在も地域住民や参拝客に親しまれ、古代からの祈りと美しい花々が響き合う祭典として知られています。
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