1892年
スイスでブリエンツ・ロートホルン鉄道開通。
1892年6月17日、スイスのブリエンツ・ロートホルン鉄道が開通し、美しい山岳景観へ鉄道アクセスが可能になりました。
ブリエンツ・ロートホルン鉄道は標高1675mのロートホルン山麓へと続くラック式山岳鉄道で、総延長は約7kmです。設計にはスイスの技術が結集され、急勾配区間を走破するためのラックレールが採用されました。乗客はブリエンツ湖畔のブリエンツ駅から出発し、車窓にはアルプスの雄大な景色を楽しめます。線路沿いには断崖や森林が広がり、夏季でも雪景色の残る高地を体感できる観光名所となりました。開通以来、鉄道は地域の観光産業を支え、現在も世界中から多くの旅行者を魅了しています。
1892年
スイス
ブリエンツ・ロートホルン鉄道
1933年
阪神本線の神戸側を地下新線(岩屋駅 三宮駅間)に切り換え。岩屋駅 神戸(滝道)駅の地上線を廃止。
1933年6月17日、阪神本線神戸側の岩屋駅〜三宮駅間が地下新線に切り替えられ、地上線が廃止されました。
阪神電気鉄道は複線化と都市交通の近代化を図り、岩屋駅から三宮駅間を地下トンネルに移設しました。この区間の地下化により市街地の踏切が解消され、通勤・通学の利便性が向上しました。地上線の廃止後、跡地は道路や緑地に利用され、神戸側の都市景観が一新されました。新線開通は阪神間地域の交通混雑緩和に寄与し、沿線開発を促進しました。開業当初から現在に至るまで、主要な鉄道ネットワークの一角を担っています。
阪神本線
岩屋駅
三宮駅
1959年
首都高速道路公団が発足。
首都高速道路公団(首都高速道路株式会社の前身)が発足し、東京の都市高速道路網の整備が本格化しました。
1959年6月17日、日本政府は首都圏の交通渋滞緩和と経済成長に対応するため、首都高速道路公団を設立しました。
公団は有料の都市高速道路の建設・管理を担い、東京23区や近郊を結ぶネットワークの企画を開始します。
第1号路線となる湾岸線や都心環状線などの構想が練られ、1960年代以降の工事着工に向けた準備が進められました。
都市の物流効率化や通勤時間短縮に貢献し、高度経済成長期のインフラ整備を象徴するプロジェクトでした。
その後、公団は地方自治体や民間企業との連携を拡大し、全国における高速道路網形成のモデルケースとなります。
2005年の道路公団民営化によりNEXCO各社と首都高速道路株式会社に再編されるまで運営が続きました。
1959年
首都高速道路公団
1963年
京阪神急行電鉄京都本線(現:阪急京都本線)・大宮駅 河原町駅(現:京都河原町駅)間が延伸開業。
京阪神急行電鉄(現阪急)の京都本線が大宮駅から河原町駅まで延伸開業し、京都市内中心部へのアクセスが飛躍的に向上した日。
京阪神急行電鉄京都本線は1963年6月17日、大宮駅から河原町駅までの延伸区間を開業しました。
これにより当時の京都市中心部への鉄道アクセスが大幅に改善され、観光や通勤利便性が向上。
河原町駅は後に京都河原町駅と改称され、現在も阪急京都本線の主要駅として活躍しています。
路線延長は約1.2kmで、京阪神地区を結ぶ阪急電鉄の都市間交通網強化に寄与。
開業当初から多くの利用者が新ルートを利用し、沿線地域の発展につながりました。
阪急京都本線
大宮駅
京都河原町駅
2017年
西日本旅客鉄道の超豪華クルーズトレイン、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行を開始。
JR西日本の超豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行が始まりました。
JR西日本が運営するクルーズトレイン『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』の運行が始まりました。
豪華寝台列車として国内外から注目を集める観光列車です。
山陰・山陽地方を巡るコースで、沿線観光や地域振興を目的としています。
客室はスイートルームを中心に、レストランやラウンジなど充実した設備を備えています。
一泊二日から四日間まで多彩なプランが用意され、贅沢な鉄道旅行を提供します。
地方創生と鉄道文化の融合を象徴するプロジェクトとなっています。
2017年
西日本旅客鉄道
TWILIGHT EXPRESS 瑞風