安政5年5月7日
伊東玄朴ら江戸の蘭方医が、上野にお玉ヶ池種痘所を設立。
蘭方医伊東玄朴らが江戸に種痘所を開設し、種痘事業を開始しました。
1858年(安政5年5月7日)、江戸の蘭方医伊東玄朴らが上野のお玉ヶ池に種痘所を設立しました。これは天然痘予防のための種痘事業を組織的に行う日本初の公的機関とされています。種痘技術はオランダを通じて伝えられ、多くの庶民が接種を受けました。この取り組みにより天然痘の被害は大きく減少し、日本の近代医学の発展に寄与しました。種痘所は後の衛生行政や医療制度整備の基礎となりました。
1858年
5月7日
伊東玄朴
江戸
上野
種痘所