1885年

明治十八年の淀川洪水。淀川支流天野川決壊、以後7月にかけて大阪府淀川流域に洪水被害。

1885年6月17日、淀川支流天野川の堤防が決壊し大阪府淀川流域で大規模な洪水被害が発生しました。
明治18年6月17日の豪雨により、天野川の堤防が決壊し淀川流域一帯が氾濫しました。大阪府内では農地や集落が水没し、農作物の損失や住民の避難を余儀なくされるなど深刻な被害が発生しました。被災地では木材や土嚢を用いた仮設の堤防が急遽築かれ、水害対策が急務となりました。府庁や地方役場は復旧作業に乗り出し、流域の排水路整備や堤防強化が進められました。この洪水は以後の治水計画に大きな影響を与え、天野川を含む支川の改修事業が本格化しました。
1885年 明治十八年の淀川洪水 淀川 天野川 大阪府
1971年

明治公園爆弾事件。37人の機動隊員が重軽傷を負う。

明治公園で起きた爆弾事件で、多くの警察機動隊員が負傷した衝撃的なテロ事件。
1971年6月17日、東京・明治公園内で爆弾が爆発し、周辺で警戒にあたっていた機動隊員37人が重軽傷を負いました。 事件の背景には当時の政治運動や過激派勢力の動向が指摘され、社会に大きな衝撃を与えました。 被害を受けた機動隊員の大部分は機械化警邏中であり、突然の爆発に対処しきれなかった状況です。 迅速な救護活動と捜査が行われたものの、犯人像の特定には至らず、未解決事件として残りました。 この事件を契機に公共施設の警備強化やテロ対策の強化が進められ、日本社会における安全保障意識が高まりました。
明治公園爆弾事件 機動隊員
1973年

根室半島沖地震(M 7.4)発生。

根室半島沖を震源とするマグニチュード7.4の大地震が発生し、北海道東部に大きな被害をもたらした日。
1973年6月17日早朝、北海道東部の根室半島沖を震源とするM7.4の強い地震が発生。 激しい揺れは沿岸部を中心に家屋倒壊や土砂崩れを引き起こし、漁港や道路インフラにも被害が出ました。 津波は観測されたものの大規模ではなく、人的被害は限定的でしたが、住民の不安が高まりました。 地震後の復旧作業では、自衛隊や消防が迅速に救助・復興支援にあたり、被災地の再建が進められました。 この地震を機に北海道東部の地震防災対策が強化され、耐震化や避難訓練の実施が推進されました。
1973年 根室半島沖地震 M
1981年

東京都江東区で覚醒剤を常用した男が主婦や幼児ら4人を殺害(深川通り魔殺人事件)。

覚醒剤使用の男が主婦らを襲い、多くの犠牲者と社会に衝撃を与えた通り魔事件。
1981年6月17日、東京・江東区深川で覚醒剤を常用していた男が路上で通り魔的に襲撃。 被害者は主婦や幼児を含む4名で、うち数名が重傷を負い、市民に大きな不安が広がりました。 事件を受けて警察は区域内のパトロールを強化し、薬物犯罪への対策が一段と厳格化されました。 当時、薬物依存による凶悪犯罪への社会的警戒が高まり、依存症対策や更生プログラムの必要性が叫ばれました。 深川通り魔事件は日本の治安対策を見直すきっかけとなり、地域防犯意識の向上につながりました。
1981年 東京都 江東区 覚醒剤 深川通り魔殺人事件