1631年

ムガル帝国の第一皇妃ムムターズ・マハルが産褥死。夫の皇帝シャー・ジャハーンは彼女のために22年かけてタージ・マハルを建てる。

ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンが最愛の皇妃ムムターズ・マハルの死を悼んだ出来事です。
1631年にムガル帝国第4代皇帝シャー・ジャハーンの第一皇妃ムムターズ・マハルが産褥死しました。皇帝は彼女への深い愛情からその死を悼み、壮麗な霊廟を建設することを決意しました。建設には約22年の歳月が費やされ、純白の大理石が主要素材として用いられました。完成したタージ・マハルは愛と追悼の象徴とされ、ムガル建築の最高傑作と評価されています。その美しさは世界中で称賛され、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
1631年 ムガル帝国 ムムターズ・マハル シャー・ジャハーン タージ・マハル
1885年

自由の女神像がフランスからニューヨークに届く。

自由の女神像がフランスからニューヨークに到着した歴史的瞬間です。
1885年6月17日、フランス政府から贈られた自由の女神像がニューヨーク港に到着しました。像のデザインはフレデリック・バルトルディが担当し、内部構造にはギュスターヴ・エッフェルの技術が用いられました。台座はリチャード・モリス・ハントが設計しました。到着した像はすぐに仮組みされ、翌年リバティ島に正式に据え付けられました。自由と民主主義の象徴として世界中で高い評価を受けています。
1885年 自由の女神像 ニューヨーク