06月17日の命日 - 政治家・指導者

1025年

ボレスワフ1世

ポーランド王

10世紀のポーランド初代王として国家統一を進め、欧州王権の基盤を築いた人物。

967年頃に貴族の家系に生まれ、992年に公爵として即位しました。領土拡大と行政改革を推進し、ポーランドの国制を強化。欧州のキリスト教王権と連携して王位を確立し、1025年には正式に王として戴冠。強力な統治で諸侯の統御に成功し、地域の安定に寄与しました。同年没後も「強王」として長く語り継がれています。

1025年ボレスワフ1世ポーランド王 967年

永禄8年5月19日

足利義輝

(1536 - 1565)

室町幕府13代将軍

室町幕府13代将軍として権威回復を目指したが、内紛の渦中で悲劇的な最期を遂げた人物。

1536年に将軍・義晴の子として生まれ、1546年に13代将軍に就任。乱立する守護大名を統制し、幕府権威の再建を図りました。三好三人衆や松永久秀と対立し、将軍権力の弱体化に直面。 1573年、松永久秀の襲撃で襲われ、自害という悲劇的な結末を迎えました。彼の死は室町幕府の実質的な終焉を象徴する事件となりました。

1565年永禄 5月19日足利義輝室町幕府将軍 1536年

1696年

ヤン3世

(1629 - 1696)

ポーランド王

17世紀のポーランド王としてオスマン帝国との戦いに勝利し、

1629年に生まれ、1674年からポーランド王として即位しました。 1683年の第二次ウィーン包囲戦でオスマン軍を撃退し、

1696年ヤン3世 1629年

1775年

ジョセフ・ウォーレン

(1741 - 1775)

アメリカ独立の運動家

ボストン出身の医師で、1775年のバンカーヒルの戦いで戦死した独立運動の先駆者。

1741年にマサチューセッツ植民地で生まれ、ハーバード大学で医学を学ぶ。ボストン虐殺事件の検証や議会活動に尽力し、植民地の結束を図る。 1775年に少将の辞退を申し出て自ら志願兵として前線に立つ。バンカーヒルの戦いで負傷し、戦傷が元で同年に逝去。その犠牲はアメリカ独立の象徴として語り継がれています。

ジョセフ・ウォーレンアメリカ独立運動家 1741年

1797年

アーガー・モハンマド・シャー

(1742 - 1797)

ペルシャのシャー

ペルシャのシャー（王）としてカージャール朝を創始した人物。大胆な軍事行動で国家を再統一し、ペルシャ近代史に影響を与えた。

アーガー・モハンマド・シャー（1742年 - 1797年）は、カージャール朝の創始者でペルシャ（現イラン）の支配者。彼はザンデ朝を打倒し、首都テヘランを中心に強力な中央集権国家を樹立した。厳格な統治と冷酷な手法で知られ、反乱者に対して厳罰をもって臨んだ。西洋列強やロシア帝国の干渉に対抗しつつ領土の保全を図った。1797年6月17日に暗殺される形で没し、その死後もカージャール朝は彼の政策を受け継ぎ発展を続けた。

1797年アーガー・モハンマド・シャーペルシャシャー 1742年

1839年

ウィリアム・キャヴェンディッシュ＝ベンティンク

(1774 - 1839)

インド総督

イギリスの貴族政治家で第5代インド総督。インド行政改革を推進した。

ウィリアム・キャヴェンディッシュ＝ベンティンク（1774年 - 1839年）は、イギリスの政治家・貴族。1828年から1835年までインド総督を務め、土地制度改革や軍政見直しなど複数の行政改革を実施した。ベンガル農民の保護やインフラ整備に注力し、イギリス領インド帝国の統治体制を整備した。公的印章制度の整備や司法改革も行い、後の植民地行政に影響を与えた。1839年6月17日に没し、その行政改革は評価され続けた。

1839年ウィリアム・キャヴェンディッシュ＝ベンティンクインド総督 1774年

1866年

ルイス・カス

(1782 - 1866)

第22代アメリカ合衆国国務長官

アメリカの政治家で第22代国務長官。西部開拓や外交政策に関与した。

ルイス・カス（1782年 - 1866年）は、アメリカ合衆国の政治家・外交官。第22代国務長官（1857年 - 1860年）としてジェームズ・ブキャナン政権で活躍した。ミシシッピ準州知事や陸軍長官を歴任し、西部開拓や先住民政策にも関与した。南北戦争前夜の緊張の中で中立的立場を維持しようとしたが、国内対立を解決できなかった。1866年6月17日に没し、生涯を通じて多岐にわたる公職を務めた。

1866年ルイス・カスアメリカ合衆国国務長官 1782年

1904年

ニコライ・ボブリコフ

(1839 - 1904)

フィンランド総督

ロシア帝国の軍人・政治家でフィンランド総督。強権的な統治で知られる。

ニコライ・ボブリコフ（1839年 - 1904年）は、ロシア帝国の軍人・政治家。1898年から1904年までフィンランド大公国総督を務め、ロシア化政策を厳格に推進した。言語・教育統制や自治権制限を行い、フィンランド国内で強い反発を招いた。彼の統治はフィンランドのナショナリズムを高揚させる契機ともなった。1904年6月17日に暗殺され、その死はフィンランド独立運動の象徴的な出来事となった。

1904年ニコライ・ボブリコフフィンランド総督 1839年

1939年

酒井忠克

(1883 - 1939)

政治家

1883年生まれの日本の政治家。大正から昭和初期にかけて公職を務め、社会の発展に尽力した。

酒井忠克（1883年 - 1939年）は、日本の政治家。明治時代後期に生まれ、政治活動を通じて地域社会の発展に努めた。大正期には議員として行政改革や社会福祉の向上に関心を寄せた。昭和初期には公職を務めながら国民生活の安定に尽力した。 1939年に没し、その功績は近代日本の政治史に影響を与えた。

1939年酒井忠克 1883年

1944年

俵孫一

(1869 - 1944)

元商工大臣

1869年生まれの日本の政治家。商工大臣として経済・産業政策の推進に尽力した。

俵孫一（1869年 - 1944年）は、日本の政治家。実業界での経験を活かし、大正期から昭和期にかけて商工大臣を務めた。経済・産業政策の立案と推進に携わり、産業振興や中小企業支援に尽力した。官民連携による近代的な産業基盤の整備を推進した。 1944年に没し、その功績は戦後の産業政策にも影響を与えた。

1944年俵孫一商工大臣 1869年

1956年

ヤン・イングル

(1894 - 1956)

チェコスロバキア亡命政府国防相

チェコスロバキアの軍人・政治家で、亡命政府の国防相を務めた。

ヤン・イングル（1894年 - 1956年）は、チェコスロバキアの軍人・政治家。第一次世界大戦後にはチェコスロバキア軍団で活動し、優れた指揮能力を発揮した。 1938年には総参謀本部長に就任し、祖国防衛に尽力した。第二次世界大戦中は亡命政府の国防相として連合国との協力を主導した。戦後は政治家として復興に関わり、1956年に没した。その軍政両面での功績は後世に語り継がれている。

1956年ヤン・イングルチェコスロバキア 1894年

2006年

アブドゥル＝ハリーム・サドゥラエフ

(1967 - 2006)

チェチェン共和国独立派政権大統領

1967年生まれのチェチェン共和国独立派政権大統領。紛争期に政権を率い、2006年6月17日に逝去した。

アブドゥル＝ハリーム・サドゥラエフは1967年に生まれた政治家である。チェチェン共和国独立派政権において1990年代後半から指導的役割を担い、大統領として政権運営を行った。ロシア連邦との紛争期には和平交渉や国内の政治統合に取り組んだ。地域の安定化とチェチェンの独立を目指す活動を継続した。 2006年6月17日に逝去し、いまだに支持者からはその功績が語り継がれている。

アブドゥル＝ハリーム・サドゥラエフチェチェン共和国独立派政権大統領 1967年