06月17日
概要
祝日・記念日
三枝祭(大神神社摂社の率川神社の例祭)
飛鳥時代から続く日本最古のお祭りの1つ。ゆりまつりとも呼ばれ、本社である大神神社で行われる鎮花祭と共に、疫病を鎮めることを祈る。三輪山に咲くゆりの花で飾った酒樽で、お酒を神前に供えた後、4人の巫女が三枝のゆりを手に持ち、神楽舞を奉納する。また、午後には奈良市内を巡行する七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列も行われる。
飛鳥時代から続くゆり祭りで、三輪山のゆりの花を捧げて疫病退散を祈願します。 巫女がゆりを手に神楽舞を奉納し、華やかな雰囲気を醸し出します。 午後には七媛女や稚児行列が奈良市内を巡行し、古風な風情が楽しめます。
興教大師降誕会
嘉保2年6月17日(1095年7月21日)、真言宗中興の祖にして新義真言宗の始祖でもある興教大師覚鑁が、肥前国藤津庄(現:佐賀県鹿島市納富分)で生誕。これを記念し、興教大師ゆかりの寺院で降誕会が催される。
真言宗中興の祖・興教大師覚鑁の生誕を祝う仏教行事です。 ゆかりの寺院で法要や御影供が執り行われ、信徒が偉業を偲びます。
身延山開闢の日
文永11年(1274年)5月、鎌倉で日蓮の辻説法を聞いて深く感銘した地頭の南部実長は、日蓮を波木井郷へと招いた。5月17日、日蓮は身延山に入山し、6月17日より鷹取山のふもとの西谷に構えた草庵を住処とした。このことから、6月17日日は身延山開闢(かいびゃく)の日とされ、久遠寺では毎年法要が営まれている。
日蓮聖人が身延山に入山し、草庵に住まわれたことを記念する日。 久遠寺で法要や唱題行脚が行われます。
砂漠化および干ばつと闘う世界デー
国際デーの一つ。1994年のこの日のに「国連砂漠化防止条約」が採択されたことを記念し、1995年の国連総会で制定された。
国連砂漠化防止条約の採択を記念する国際デー。 土地劣化や干ばつ問題への理解と行動を呼びかけます。
独立記念日
1944年のこの日にデンマークから独立。
1944年6月17日、アイスランドがデンマークから独立を宣言した日。 国民の誇りを祝う祭典が開かれます。
ドイツ統一の日
1953年の東ベルリン暴動を記念(1990年の再統一以降は10月3日(ドイツ))。
1953年の東ベルリン暴動を記念して西ドイツで制定された記念日。 再統一後は10月3日に移行しました。
ゼムラ蜂起記念日
1970年に西サハラで起きたゼムラ蜂起を記念する日。 独立運動の歴史的転機として知られます。
出来事
ローマ皇帝ユリアヌスがキリスト教徒を教師・高官などの職から追放。
ローマ皇帝ユリアヌスがキリスト教徒を公職から排除した出来事です。
三好三人衆らが室町幕府13代将軍足利義輝を襲撃し殺害(永禄の変)。
三好三人衆が13代将軍足利義輝を襲撃し、室町幕府の権威を揺るがした事件です。
ムガル帝国の第一皇妃ムムターズ・マハルが産褥死。夫の皇帝シャー・ジャハーンは彼女のために22年かけてタージ・マハルを建てる。
ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンが最愛の皇妃ムムターズ・マハルの死を悼んだ出来事です。
アメリカ独立戦争: バンカーヒルの戦い。
アメリカ独立戦争初期の大規模な戦闘であるバンカーヒルの戦いです。
フランス革命: 三部会から離脱した第三身分代表が国民議会の成立を宣言。
フランス革命で第三身分代表が国民議会の成立を宣言した政治的転換点です。
下田奉行とアメリカ総領事タウンゼント・ハリスが日米和親条約を修補する9か条の下田協約を締結。
日米和親条約を補足する下田協約が締結された外交交渉の一幕です。
伊東玄朴ら江戸の蘭方医が、上野にお玉ヶ池種痘所を設立。
蘭方医伊東玄朴らが江戸に種痘所を開設し、種痘事業を開始しました。
江戸幕府が神戸海軍操練所を開設。
江戸幕府が西洋式海軍の人材育成を目的として神戸海軍操練所を設立しました。
ブラックヒルズ戦争: ローズバッドの戦い。
ブラックヒルズ戦争中に行われたローズバッドの戦いです。
誕生日
エドワード1世
プランタジネット朝のイングランド王。ウェールズ征服や法整備を推進し、スコットランドとの軍事対立でも知られる。
保科正之
徳川秀忠の四男として生まれ、会津藩主として藩政を安定させた名君。
黒田光之
第3代福岡藩主として藩政改革と文化振興に努めたリーダー。
カール12世(カルル12世)
スウェーデン王として大北方戦争を指揮した若き君主。
近衛家久
公家近衛家に生まれ、朝廷で要職を務めた公卿。
ジョバンニ・パオロ・パンニーニ
ローマの古代遺跡を題材にしたヴェドゥータ画で知られる画家・建築家。
井伊直惟
彦根藩第9代藩主として藩政と地域振興に努めた大名。
松平親明
杵築藩第8代藩主として藩政改革を進めた大名。
ロベルト・コフレシ
カリブ海で活動したプエルトリコ出身の海賊。困窮者に財宝を分け与えた伝説も残る。
命日
坂上田村麻呂
平安時代の武将で、日本初の征夷大将軍に任じられ、蝦夷討伐を指揮した人物。
橘嘉智子
嵯峨天皇の皇后として朝廷で地位を築き、文化や宮廷儀礼に影響を与えた人物。
ボレスワフ1世
10世紀のポーランド初代王として国家統一を進め、欧州王権の基盤を築いた人物。
安宅冬康
戦国時代の武将で、三好長慶の弟として近畿地方での合戦に活躍した人物。
足利義輝
室町幕府13代将軍として権威回復を目指したが、内紛の渦中で悲劇的な最期を遂げた人物。
埋忠明寿
桃山時代から江戸初期にかけて活躍した名高い刀工で、美術的にも評価される作品を残した人物。
ムムターズ・マハル
ムガル皇帝シャー・ジャハーンの最愛の皇后で、『タージ・マハル』の建造に深い影響を与えた人物。
ヤン3世
17世紀のポーランド王としてオスマン帝国との戦いに勝利し、
ジョン・ピトケアン
イギリス海兵隊の少佐としてアメリカ独立戦争初期のバンカーヒルの戦いに参加した軍人。