1953年

東ベルリン暴動。

東ベルリンで労働者らが暴動を起こし、ソ連軍に鎮圧されました。
1953年6月16日、東ドイツの首都ベルリンで大規模な労働者暴動が発生しました。 賃金引き上げ要求を契機に抗議が全国に波及し、政治体制への不満が噴出します。 翌17日にはソ連軍と警察による武力鎮圧が行われ、多数の犠牲者が出ました。 この事件は東ドイツ体制の脆弱さを露呈し、東西冷戦を象徴する出来事となりました。 国際社会は暴動と鎮圧に強い関心を寄せ、その後の東ドイツ政策に影響を与えました。
1953年 東ベルリン暴動
1961年

東京都杉並区善福寺に都立公園「善福寺公園」開園。

東京都杉並区に自然豊かな都立公園「善福寺公園」が開園しました。
善福寺公園は1961年6月16日に開園し、江戸時代からの歴史を持つ善福寺川沿いに位置しています。公園内には広大な池や木々が広がり、多様な野鳥や植物が生息しています。池の周辺には散策路が整備され、市民の憩いの場として親しまれています。当初は都市化が進む杉並区南部の緑地確保が目的とされましたが、現在では四季折々の自然観察スポットとしても知られています。周辺住民や訪問者にとって大切なレクリエーション空間となっています。
東京都 杉並区 善福寺公園
1976年

ソウェト蜂起。南アフリカのソウェトで黒人学生のデモが暴動に発展。

南アフリカ・ソウェトで黒人学生がアパルトヘイト政策に抗議しデモが暴動に発展したソウェト蜂起が起きました。人種隔離政策への抵抗を象徴する事件です。
1976年6月16日、南アフリカのソウェト地区で黒人学生たちがアパルトヘイト政府の教育政策に抗議し、アフリカーンス語を授業で強制使用されたことに反発してデモを実施しました。これに対し警察が発砲し数十人の死傷者が発生。抗議は暴動へと拡大し、全国規模の抵抗運動へと発展しました。この事件は国際社会の注目を集め、アパルトヘイト体制への批判が高まる契機となりました。現在、南アフリカでは6月16日が青年の日(Youth Day)として記念され、犠牲となった学生たちを追悼しています。ソウェト蜂起は人種差別撤廃を求める闘争の象徴的な出来事です。
1976年 ソウェト蜂起 南アフリカ ソウェト
2005年

日本で介護保険法改正法案可決。

日本政府が介護保険法改正法案を可決し、保険給付範囲の拡大などが決定されました。高齢化社会への対応が一歩進みました。
2005年6月16日、日本の国会で介護保険法改正法案が可決・成立しました。改正では保険給付対象者の拡大や要介護認定基準の見直し、サービスの充実が盛り込まれました。特に、65歳未満の特定疾病患者への保険適用や、介護予防サービスの強化が大きなポイントです。これにより、高齢化の進展に伴う介護需要の増加に対応し、制度の持続可能性を高めることが目指されました。法改正は2006年度から段階的に施行され、今日の地域包括ケアシステム構築の基盤となっています。
2005年 介護保険法