1972年

国連人間環境会議の最終日に人間環境宣言を採択。

1972年、ストックホルムで開かれた国連人間環境会議の最終日に『人間環境宣言』が採択されました。地球環境保護への国際的な取り組みが本格的に始まるきっかけとなりました。
1972年6月5日から16日にスウェーデンのストックホルムで開催された国連人間環境会議は、国連加盟113か国が参加した初の環境会議です。最終日に26の原則からなる『人間環境宣言』が満場一致で採択されました。宣言では国家主権の下で環境保護を図ることや世代間の公平性が強調されました。この宣言は環境問題への国際的な枠組みを初めて示したもので、のちに国連環境計画(UNEP)の設立へとつながりました。今日の地球環境保全運動の礎となった歴史的な一歩といえます。
1972年 国連人間環境会議 人間環境宣言
2011年

皆既月食が観察される。

2011年6月16日、日本を含む世界各地で皆既月食が観察され、夜空が赤銅色に染まる神秘的な天体ショー。
2011年6月16日、日本を含む世界各地で皆既月食が観察されました。 月が地球の影に完全に覆われることで赤銅色に染まる神秘的な現象です。 天候に恵まれた地域では1時間前後にわたり色の変化を楽しむことができました。 この天体ショーは天文ファンだけでなく一般の観望者にも人気を博しました。 各地のプラネタリウムや天文台では観測イベントが開催され、多くの人が夜空を見上げました。 月食の様子はライブ配信もされ、家にいながら楽しむ試みも広がりました。
2011年 皆既月食