1972年
国連人間環境会議の最終日に人間環境宣言を採択。
1972年、ストックホルムで開かれた国連人間環境会議の最終日に『人間環境宣言』が採択されました。地球環境保護への国際的な取り組みが本格的に始まるきっかけとなりました。
1972年6月5日から16日にスウェーデンのストックホルムで開催された国連人間環境会議は、国連加盟113か国が参加した初の環境会議です。最終日に26の原則からなる『人間環境宣言』が満場一致で採択されました。宣言では国家主権の下で環境保護を図ることや世代間の公平性が強調されました。この宣言は環境問題への国際的な枠組みを初めて示したもので、のちに国連環境計画(UNEP)の設立へとつながりました。今日の地球環境保全運動の礎となった歴史的な一歩といえます。
1972年
国連人間環境会議
人間環境宣言