06月15日の命日 - 政治家・指導者

923年

ロベール1世

(865 - 923)

西フランク王

西フランク王として即位し、カペー朝の礎を築いた人物。

865年に生まれ、パリ伯などを経て922年に西フランク王として即位しました。王位を手中に収めた後、内政の安定に努めたほか、ノルマン人やマジャール人の脅威に対抗して領土を守りました。わずか1年の治世の後、923年にソワソンの戦いで戦死。後に息子ユーグ・カペーが新たな王朝を開き、フランス王権の礎を固めました。

923年ロベール1世西フランク王 865年

991年

テオファヌ

(960 - 991)

神聖ローマ皇帝オットー2世の皇后

ビザンツ皇女として生まれ、神聖ローマ皇帝オットー2世の皇后となり、政務を支えた人物。

960年にビザンツ帝国で生まれ、972年にオットー2世と結婚して皇后に。皇帝の死後は摂政として幼帝オットー3世の後見を務め、宮廷でビザンツ文化を広めました。政務や外交に深く関与し、西ヨーロッパに東方文化を伝えたことで知られています。991年にその生涯を閉じました。

991年テオファヌ神聖ローマ皇帝オットー2世 960年

保延2年5月14日

藤原家忠

(1062 - 1136)

平安時代の公卿

平安時代中期から後期にかけて朝廷で要職を歴任した公卿。

1062年に藤原北家の一門として生まれ、摂政・関白などの重要な官職を務めました。院政期の政治を支え、朝廷における藤原氏の権勢を維持する立役者として活躍。和歌や漢詩にも秀で、文化面でも影響力を発揮しました。1136年に世を去り、その治世貢献は後世に評価されています。

1136年保延 5月14日藤原家忠平安時代公卿 1062年

延久5年5月7日

後三条天皇

(1034 - 1073)

第71代天皇

第71代天皇として親政を行い、朝廷改革を進めた皇帝。

1034年に生まれ、1068年に即位して親政を開始。院政を排除し、延久の荘園整理令などの改革で律令制の立て直しを図りました。朝廷の財政基盤を強化し、天皇家の権威回復に努めた功績は大きく、1073年に退位した後も政務に影響力を持ち続けました。

1073年延久 5月7日後三条天皇天皇 1034年

1341年

アンドロニコス3世パレオロゴス

(1297 - 1341)

東ローマ皇帝

東ローマ皇帝として改革と内戦終結に努めた君主。

1297年に生まれ、1321年に祖父アンドロニコス2世との対立から内戦を開始。1328年に正式に単独皇帝として即位し、行政改革や財政再建を推進しました。バルカン半島での戦争や都市防衛の強化、交易振興にも取り組み、1341年に病没しました。

1341年アンドロニコス3世パレオロゴス東ローマ皇帝 1297年

1381年

ワット・タイラー

ワット・タイラーの乱の指導者として知られる農夫

1381年のイングランド農民一揆を率いた反乱指導者。

ワット・タイラーは1381年に起こったイングランド史上最大の農民反乱を指導しました。税制改革や農奴制の廃止を求めてロンドン市内まで行進し、国王リチャード2世と対峙。しかし交渉中に殺害され、反乱は鎮圧されました。労働者階級解放の象徴として後世に語り継がれています。

1381年ワット・タイラーワット・タイラーの乱

1383年

ヨハネス6世カンタクゼノス

(1295 - 1383)

東ローマ帝国皇帝

1347年から1354年まで東ローマ帝国を支配した皇帝。

1295年に生まれ、1341年から摂政として実権を握る。皇帝ヨハネス5世との対立で内戦を招き、勝利後の1347年に単独皇帝に即位。ペスト流行や外敵の侵入、宗教対立の調停に取り組み、1354年に退位し修道士として余生を過ごしました。

1383年ヨハネス6世カンタクゼノス東ローマ帝国 1295年

1467年

フィリップ3世

(1396 - 1467)

ブルゴーニュ公

中世ヨーロッパで強大な勢力を誇ったブルゴーニュ公。

1396年に生まれ、1419年に第三代ブルゴーニュ公位を継承。領土拡大や婚姻政策を通じ、フランス王室との対立を深める一方で交易都市の繁栄を支援しました。1430年に黄金の羊皮騎士団を創設し、芸術・学問のパトロンとしても知られています。1467年に没し、公国は最盛期を迎えました。

1467年フィリップ3世ブルゴーニュ公 1396年

1849年

ジェームズ・ポーク

(1795 - 1849)

第11代アメリカ合衆国大統領

アメリカ合衆国第11代大統領として、領土拡張を推進した政治家。

1795年ノースカロライナ州生まれのジェームズ・K・ポークは、テネシー州知事や下院議長を経て1845年に大統領に就任しました。彼はメキシコとの戦争を指導し、テキサス併合、オレゴン条約締結によりアメリカ西部の広大な領土獲得を実現しました。在任中のわずか4年間で強力な拡張政策を推し進め、マニフェスト・デスティニ―の理念を体現しました。1849年に退任後まもなく病没しました。

1849年ジェームズ・ポークアメリカ合衆国大統領 1795年

1888年

フリードリヒ3世

(1831 - 1888)

プロイセン王、ドイツ皇帝

プロイセン王ドイツ皇帝

ドイツ皇帝およびプロイセン王として短命の在位期間で知られ、『99日皇帝』と呼ばれる。

1831年プロイセン王太子として生まれたフリードリヒ3世は、自由主義的な傾向を持ち、イギリス王女ヴィクトリア王女と結婚しました。1888年3月に即位しましたが、喉頭がんのため在位わずか99日で逝去しました。その短い治世ながら、憲法尊重や軍隊改革を志向し、ドイツ帝国の政治的自由化を試みました。彼のリベラリズムは実現しませんでしたが、国民からは寛大な君主として記憶されています。

1888年フリードリヒ3世プロイセンドイツ皇帝 1831年

1911年

大鳥圭介

(1833 - 1911)

幕臣、元老院議官、枢密顧問官

幕臣元老院議官枢密顧問官

幕末から明治期にかけて活躍した幕臣・元老院議官。

1833年に江戸で生まれた大鳥圭介は、幕府の幕臣として洋式兵学を学び、戊辰戦争では彰義隊を率いて上野戦争に参戦しました。戦後は明治政府に仕え、元老院議官や枢密顧問官を歴任し、近代的な軍制や行政制度の整備に貢献しました。剛直な性格で知られ、政府内外に広い人脈を持ちました。1911年にその長い公務を終えて没しました。

1911年大鳥圭介元老院議官枢密顧問官 1833年

1959年

助川良平

(1921 - 1959)

政治家

日本の政治家。戦後期に活動したが詳細は不明。

1921年に生まれる。戦後の日本で政治家として活動した。国政または地方政治に携わったとされるが、具体的な経歴は限られている。資料が乏しく、その足跡は一部しか確認されていない。 1959年6月15日に死去した。

助川良平政治家 1921年