1822年

チャールズ・バベッジが階差機関についての論文を王立天文学会に送る。

チャールズ・バベッジが階差機関に関する論文を王立天文学会に提出しました。
・1822年6月14日、イギリスの数学者チャールズ・バベッジが王立天文学会に階差機関の設計論文を送付。 ・階差機関は世界初の自動計算機として構想され、数値の微分や積分を行う機械式装置。 ・この論文提出によりバベッジの計算機構想が学術界に初めて紹介された。 ・後の解析機関(Analytical Engine)構想へと発展し、コンピュータの先駆けとなった。 ・現代の計算機科学の礎を築いた画期的なアイデアとして評価される。
1822年 チャールズ・バベッジ 階差機関 王立天文学会
1919年

ジョン・オールコックとアーサー・ブラウンが世界初の大西洋無着陸横断飛行のためカナダを出発。16時間12分かけて翌日アイルランドに到着。 (en:Alcock and Brown)

アルコックとブラウンが世界初の大西洋無着陸横断飛行に挑戦しました。
・1919年6月14日、イギリス人飛行士ジョン・オールコックとアーサー・ブラウンがカナダを出発。 ・搭乗機は改造されたヴァーカスV機で、食料や補助燃料を搭載して離陸。 ・約16時間12分の飛行を経て翌日6月15日にアイルランドに到着し成功を収めた。 ・これにより民間航空の長距離飛行の可能性が示され、航空技術の発展に貢献。 ・史上初の無着陸大西洋横断は、パイオニア精神と科学技術の勝利として語り継がれる。
1919年 ジョン・オールコック アーサー・ブラウン 大西洋無着陸横断飛行 カナダ アイルランド en:Alcock and Brown
1951年

世界初の商用コンピュータUNIVAC Iの1号機がアメリカ合衆国国勢調査局に納入される。

世界初の商用コンピュータUNIVAC Iの1号機が納入され、稼働を開始した。
1951年6月14日、アメリカ合衆国国勢調査局にUNIVAC Iの第1号機が納入されました。 UNIVAC IはEDVACの後継として開発され、真空管約5,200本を使用し1秒間に2,000桁の演算が可能でした。 商用コンピュータとして初の成功例となり、企業や政府機関への導入が進みました。 1952年の大統領選挙結果予測で高い精度を示し、計算機の有用性を世に知らしめました。 現代コンピュータの礎を築いた歴史的マシンです。
1951年 コンピュータ UNIVAC I アメリカ合衆国国勢調査局
1952年

世界初の原子力潜水艦となるアメリカ海軍の「ノーチラス」が起工。

世界初の原子力潜水艦「ノーチラス」が起工された。
1952年6月14日、アメリカ海軍の原子力潜水艦USS Nautilus(SSN-571)の起工式がペンシルベニア州フィラデルフィア海軍造船所で行われました。 ナーチラスは原子炉を動力源とし、従来のディーゼル潜水艦に比べ深度や航続距離で大きな優位性を持ちました。 1954年には進水し、1955年には就役、1960年には北極海を通過する偉業を成し遂げました。 潜水艦運用に革命をもたらし、海軍戦術や艦艇設計に大きな影響を与えました。 現代の原子力潜水艦の原型となった歴史的艦艇です。
1952年 原子力潜水艦 アメリカ海軍 ノーチラス
1962年

Movimiento Revolucionario 14 de Junioパリで欧州宇宙研究機構(ESRO、欧州宇宙機関の前身の一つ)が発足。

1962年6月14日、欧州宇宙研究機構(ESRO)の前身の一つがパリで発足した。
欧州諸国の宇宙研究協力を目的にフランス・パリでESROが設立されました。 設立当初は各国のロケット技術や衛星開発を共同推進し、研究資源の共有を図りました。 ESROは1964年に欧州宇宙機関(ESA)と統合交渉を開始し、1975年にECの支援を受けてESAが正式に発足しました。 この動きは欧州の宇宙開発力を強化する基盤となり、のちの人工衛星打ち上げなどに貢献しました。 現在のESAのルーツとして重要なマイルストーンです。
1962年 欧州宇宙研究機構 欧州宇宙機関
1967年

アメリカの金星探査機「マリナー5号」が打ち上げ。

アメリカが金星探査機マリナー5号を打ち上げ、初期の惑星探査ミッションをさらに推進しました。
マリナー5号は1967年6月14日に打ち上げられたNASAの惑星探査機です。 マリナーシリーズの一環として、金星の大気組成や電離層を調査することを目的としました。 同年10月19日に金星の近傍を飛行し、高度約3990kmの距離からデータを取得しました。 得られた観測データは金星の大気圧や温度構造の解明に貢献し、後続ミッションに役立ちました。 初期の惑星探査技術の発展を象徴する成果の一つです。
1967年 金星 マリナー5号