06月14日の命日 - 政治家・指導者

紹興31年5月19日

欽宗

(1100 - 1161)

中国北宋第9代皇帝

1100年、太祖・徽宗の次男として生まれ、第9代皇帝として即位した悲劇の皇帝。

1100年、太祖・徽宗の次男として生まれる。 1126年に即位し、第9代皇帝となる。同年、金軍の侵攻により靖康の変が起こり、徽宗とともに捕らえられる。以後、幽閉生活を余儀なくされ、皇位を失った。 1161年、獄中で生涯を閉じ、その悲劇的な運命は後世に語り継がれる。

1161年紹興欽宗中国北宋皇帝 1100年

1516年

フアン3世

(1469 - 1516)

ナバラ王

1469年生まれ、ナバラ王として独立を守り抜いた君主。

1469年に生まれ、ナバラ王位を継承。フランスとスペインの狭間で外交を展開し、王国の独立を維持。内政では教会改革や法制度の整備に取り組む。隣国との条約締結で緊張緩和を図った。 1516年に没し、ナバラの安定期を築いた。

1516年フアン3世ナバラ王 1469年

1544年

アントワーヌ

(1489 - 1544)

ロレーヌ公

ロレーヌ公として国際政治に関与したルネサンス期の君主。

1489年、ロレーヌ公ルネ2世の長子として生まれる。 1508年に公位を継承し、諸侯会議に参加。フランス・神聖ローマ帝国間の勢力均衡を図った。文化振興や教会改革にも理解を示し、領内を繁栄させた。 1544年に没し、ロレーヌの黄金期を支えた。

1544年アントワーヌロレーヌ公 1489年

享保19年5月13日

上杉宗憲

(1714 - 1734)

第6代米沢藩主

江戸時代中期の米沢藩第6代藩主。藩政を統括し、領内の安定に努めた。

1714年に生まれ、米沢藩第6代藩主として藩政を担いました。享保期の安定期に藩の統治を行い、領民との関係を重視しました。内政管理や財政運営に取り組み、藩の基盤を維持しました。外様大名として幕府との連携にも尽力し、幕政へ参加しました。 1734年にその生涯を閉じました。

1734年享保上杉宗憲米沢藩主 1714年

文政12年5月13日

松平定信

(1759 - 1829)

江戸幕府老中、白河藩主

江戸幕府老中白河藩主

江戸幕府の老中、白河藩主。『寛政の改革』を主導して幕政を刷新した。

1759年に生まれ、幼くして旗本松平家の養子となりました。 1787年に老中に就任し、財政再建と風紀粛正を目指す『寛政の改革』を推進しました。過度な倹約や検閲強化など厳格な政策を実施し、幕政安定に貢献しました。また、地方の藩政にも目を配り、白河藩主として領内整備を行いました。 1793年に隠居を余儀なくされ、その後も幕政に影響を与え続けました。 1829年に逝去し、近世後期の代表的な改革者として知られています。

1829年文政松平定信江戸幕府老中白河藩主 1759年

安政3年5月12日

小笠原忠徴

(1808 - 1856)

第7代小倉藩主

江戸時代後期の小倉藩第7代藩主。藩政運営と財政管理を行った。

1808年に生まれ、若くして小倉藩第7代藩主を継承しました。藩政改革や財政健全化に取り組み、領内を安定させました。藩士の教育や治水事業など、地域振興にも力を注ぎました。幕府との協調を図りつつ外様大名として地位を維持しました。 1856年に逝去しました。

1856年安政 5月12日小笠原忠徴小倉藩主 1808年

1914年

アドレー・E・スティーブンソン

(1835 - 1914)

第23代アメリカ合衆国副大統領

第23代アメリカ合衆国副大統領として活躍した政治家。

1835年に生まれ、アメリカ民主党の政治家として活動した。 1893年から1897年までグロバー・クリーブランド大統領の下で第23代副大統領を務めた。経済政策や農業問題への関心を示し、議会運営にも積極的に関与。副大統領として上院議長を兼務し、重要な審議を主導した。退任後も公共事業促進や鉄道整備の推進などに携わった。 1914年6月14日に逝去し、その政治的手腕は今日も評価され続けている。

1914年アドレー・E・スティーブンソンアメリカ合衆国副大統領 1835年

1923年

アレクサンドル・スタンボリスキー

(1879 - 1923)

ブルガリア首相

ブルガリアの農民連合を率いた首相。社会改革を推進した政治家。

1879年に生まれ、農民連合党（BAP）の指導者として政治活動を開始した。 1919年から1923年までブルガリア王国の首相を務め、社会改革を推進した。農業協同組合の設立や土地改革を主導し、農村の生活改善を図った。教育普及や女性の権利向上にも取り組み、進歩的政策を打ち出した。しかし1923年のクーデターで失脚し、政治的混乱の中で暗殺された。その政治理念は後の民主化運動に影響を与えた。

アレクサンドル・スタンボリスキーブルガリア首相 1879年

1928年

エメリン・パンクハースト

(1858 - 1928)

婦人参政権運動家

イギリスの婦人参政権運動を率いたリーダー。

1858年イギリス・マンチェスター生まれのエメリン・パンクハーストは、女性参政権運動の先駆者だった。 1903年に女性社会政治同盟（WSPU）を創設し、過激なキャンペーンを展開した。デモやストライキ、投票箱破壊など断固とした戦術で注目を集めた。幾度も投獄されながらも運動を継続し、女性の政治参加権獲得に大きく貢献した。第一次世界大戦中は活動を一時中断し、戦後に再び運動を再開した。 1928年6月14日に逝去し、その闘争は世界中のジェンダー平等運動にも影響を与えた。

1928年エメリン・パンクハースト婦人参政権 1858年

1936年

章炳麟

(1869 - 1936)

革命運動家、思想家

革命運動家思想家

中国の革命運動家・思想家。辛亥革命前後の激動期に活躍し、民権擁護や古典学の研究でも知られます。

章炳麟(1869–1936)は、清末から民国期に活躍した中国の革命運動家・思想家です。若くして詩文や古典学を学び、漢学の研究者として名を馳せました。 1895年に中国同盟会に参加し、反清革命運動に深く関与しました。辛亥革命後は国民政府で要職を歴任し、教育や文化振興に力を注ぎました。独自のナショナリズム理論を展開し、中国近代化に大きな影響を与えました。著作『国故論』などで古典と近代政治思想の融合を試み、多くの後進を育成しました。

章炳麟革命思想家 1869年

1946年

ホルヘ・ウビコ

(1878 - 1946)

グアテマラ大統領

グアテマラの軍人出身の政治家で、1931年から1944年まで独裁体制を築き、公共事業や治安維持を推進しました。

ホルヘ・ウビコ(1878–1946)は、グアテマラの軍人出身の政治家で、1931年に大統領に就任し1944年まで支配しました。独裁的な統治を行い、治安維持や公共事業の推進によって国内の安定化を図った一方、政治弾圧や言論統制を強化しました。社会インフラの整備や教育改革など近代化政策を実施し、ある程度の経済成長をもたらしました。第二次世界大戦期には、枢軸国との関係が問題視され、国民の反発を招き最終的に退陣を余儀なくされました。ウビコ政権は功罪両面を持ち、その評価は現在でも学術的に議論されています。

1946年ホルヘ・ウビコグアテマラ 1878年

1949年

川島浪速

(1866 - 1949)

アジア主義運動家

日本の評論家・アジア主義運動家として、欧米列強に対抗するアジア諸国の連帯を訴えました。

川島浪速(1866–1949)は、日本の評論家・アジア主義運動家です。新聞や雑誌でアジア主義を掲げ、欧米列強に対抗するアジア諸国の連帯を訴えました。講演活動や著作を通じて青年層に影響を及ぼし、海外留学生との交流も図りました。日清戦争後から第一次世界大戦期までの国際政治に関心を寄せ、政策提言を行いました。その思想は大東亜共栄圏構想にも連なる一面を持ち、研究対象とされています。

1949年川島浪速アジア主義 1866年