1906年

官設鉄道・岡谷 辰野 塩尻(現在の中央本線)が延伸開業し、御茶ノ水から塩尻までが開通。飯田橋 長野で直通運転開始。

1906年、中央本線の岡谷~塩尻間が延伸開業し、御茶ノ水から塩尻まで直通運転が開始された。
1906年6月11日、官設鉄道(現在の中央本線)が岡谷駅から辰野駅、塩尻駅まで延伸開業しました。 これにより東京の御茶ノ水駅から塩尻駅まで1本の路線で結ばれました。 同日、飯田橋駅から長野方面への直通運転も開始されています。 中央本線は山岳地帯を貫く難所区間を含み、当時の土木技術が結集されました。 開通後は物流と旅客輸送の効率化に寄与し、地域経済の発展を後押ししました。 現在も関東と長野を結ぶ重要幹線として多くの利用者を支えています。
1906年 岡谷 辰野 塩尻 中央本線 御茶ノ水 飯田橋
1942年

関門鉄道トンネルが単線で暫定開通。

関門鉄道トンネルが単線で暫定開通した。
1942年6月11日、関門鉄道トンネルが単線で暫定開通し、本州と九州を鉄道で結ぶ基盤が整いました。トンネルは関門海峡の海底約63メートルを貫き、総延長は約3.6キロメートルです。開通当初は物資輸送と軍事目的が優先され、一般旅客列車の通行は制限されました。戦後は本格的な複線化や旅客輸送が進み、地域経済と物流を大きく発展させました。現在では九州新幹線の一部として重要な交通インフラとなっています。
関門鉄道トンネル
1959年

イギリスで初の実用型ホバークラフト・サンダース・ロー SR.N1が初航行。

世界初の実用ホバークラフト『サンダース・ロー SR.N1』が初航行に成功。
1959年6月11日、イギリスのサンダース・ロー社が製造したホバークラフトSR.N1がテスト航行を実施しました。 この機体は空気のクッションで船体を浮上させる革新的技術を採用し、従来の水上船とは一線を画す移動手段となりました。 設計はクリストファー・コッカレルによって進められ、効率的なエアクッションの生成が可能となりました。 SR.N1は後に英仏海峡横断にも成功し、海運や軍事輸送の新たな可能性を示しました。 この試験航行は、現代のホバークラフト技術発展の礎となる重要な一歩でした。
1959年 ホバークラフト サンダース・ロー SR.N1