ガクアジサイ (額紫陽花)
花言葉
- 素直
- 謙虚
特徴
説明
ガクアジサイは日本原産のアジサイ科の落葉低木で、伊豆半島、房総半島、愛知、和歌山、高知などの海岸地帯に自生します。周辺の花びらだけが開く装飾花が、ちょうど額縁のように見えることから名付けられました。中心の小さな両性花と周囲の装飾花のコントラストが美しく、土壌のpHによって花色が変化する特徴があります。一般的なアジサイ(ホンアジサイ)の原種で、園芸品種には色がより鮮やかなものや装飾花が八重になったものもあります。
豆知識
- 土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤い花が咲きます
- 別名「ハマアジサイ」とも呼ばれます
- 西洋人によって海外に持ち出され、品種改良されました
- 装飾花は実際には花びらではなく萼片です
利用方法
観賞用
- 庭園の装飾用植物として栽培
- 切り花として利用
- 鉢植えとして室内装飾
薬用
- 民間療法で利尿作用
- 葉を外用薬として使用した歴史
注意: アジサイ類には毒性があるため、内服は避けてください
食用
食用には適さません
その他
- ドライフラワーとして利用
- pH指示薬として使用された歴史
毒性
毒性レベル: 中程度
有毒部位: 葉, 花, 茎
症状: 吐き気、嘔吐、下痢、めまいを引き起こす可能性があります