時の記念日

国・地域: 日本

東京天文台(現国立天文台)と生活改善同盟会が1920年に制定。由来は、『日本書紀』の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦671年6月10日)条に「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。」とあり、漏刻(水時計)が設置されたとされることから。

日本で初めて水時計による時刻報知が行われた日を記念し、1920年に東京天文台と生活改善同盟会が制定された記念日です。時間の大切さや暮らしにおける時の価値を考えるきっかけとなります。
『日本書紀』に記された天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦671年6月10日)に、漏刻(みずどけい、水時計)が設置され鐘鼓で時を知らせたことに由来します。1920年(大正9年)、東京天文台(現国立天文台)と生活改善同盟会が共同で「時の記念日」を制定しました。毎年6月10日には、学校や地域で時に関する講演会や展示が行われ、時間の大切さを考える機会が提供されます。近年はSNSで「#時の記念日」が話題となり、企業による時計メンテナンスや点検サービスの割引キャンペーンも実施されます。古代の時の計測を振り返りながら、現代人にとっての時間管理や時間厳守の意義を再認識できる日です。
時の記念日 日本 国立天文台 1920年 日本書紀 天智天皇 4月25日 グレゴリオ暦 671年 水時計

ポルトガルの日

国・地域: ポルトガル

ポルトガルの大詩人カモンイスが亡くなった日。

ポルトガルの国民詩人ルイス・デ・カモンイスの死を悼み、その功績を称える記念日です。文学とポルトガル文化への深い敬意を表します。
ルイス・デ・カモンイスは16世紀を代表するポルトガルの叙事詩人であり、代表作『ルジアダス』は海洋帝国としてのポルトガルの興隆を描いています。彼は1580年6月10日に没し、その死を記念して「ポルトガルの日(Dia de Portugal, Camões e das Comunidades Portuguesas)」が制定されました。現在では国民的な祝日として、全国各地で式典や文学イベントが開催されます。大統領による献花や英雄墓所への訪問、詩の朗読会などを通じて、カモンイスの業績とポルトガル文化への誇りが共有されます。また、海外のポルトガル語コミュニティでも文化交流イベントが行われています。
ポルトガルの日 英語版 ポルトガル カモンイス

国民最高会議記念日

国・地域: コンゴ共和国
コンゴ共和国

路面電車の日

国・地域: 日本

1995年のこの日に広島市で開催した「第2回路面電車サミット」で、交通事業者と支援団体が制定。公共交通機関としての路面電車事業について、より理解を深めてもらうことが目的。日付は「ろ(6)テン(10)」(路電→路面電車)の語呂合わせから。

1995年に広島市で開催された第2回路面電車サミットで制定された、路面電車の理解と普及を促進する記念日です。日付は「ろ(6)テン(10)」の語呂合わせに由来します。
1995年6月10日、第2回路面電車サミット(広島市)において交通事業者と支援団体が「路面電車の日」を制定しました。この日は路面電車の歴史や役割を知り、公共交通機関としての重要性を広く理解してもらうことを目的としています。全国各地の路面電車事業者では、車両の一般公開や試乗会、写真展などのイベントが開催されます。沿線の商店街や地域団体も連携し、清掃活動やバス・電車をテーマにしたワークショップを実施することがあります。都市の交通混雑緩和や環境保全を考える機会としても注目されています。
路面電車 日本 1995年 交通 公共交通機関

商工会の日

国・地域: 日本

全国商工会連合会が1985年に制定。1960年のこの日に「商工会組織等に関する法律」が施行されたことを記念。

全国商工会連合会が1960年の法律施行を記念して1985年に制定した商工会の役割と活動を紹介する日です。地域経済の振興と中小企業支援を目的としています。
1960年6月10日に「商工会組織等に関する法律」が施行されたことを受け、1985年に全国商工会連合会が6月10日を『商工会の日』と定めました。この日は商工会の歴史と地域経済への貢献を振り返り、地域間交流や情報共有を深める機会となります。商工会主催のセミナーやビジネスマッチング、展示会などが各地で開催され、起業支援や販路拡大のノウハウが紹介されます。地元特産品の販売やPRブースも設けられ、消費者と生産者の直接交流が図られます。商工会員同士のネットワーク強化や、地域活性化への新たな取り組みが期待される日です。
商工会 日本 全国商工会連合会 1985年 1960年

谷津干潟の日

国・地域: 日本

1993年のこの日に、水鳥にとって重要な湿地に関する国際的な取り決めを定めた「ラムサール条約」の登録湿地に谷津干潟が認定されたことを記念し、谷津干潟のある千葉県習志野市が1997年に制定。

水鳥保護の重要性を知り、谷津干潟の自然を守る活動を広めるために制定された記念日です。1993年のラムサール条約登録を契機に1997年に習志野市が制定しました。
1993年6月10日、千葉県習志野市にある谷津干潟が国際的な湿地保全条約であるラムサール条約の登録湿地となりました。これを記念して1997年、習志野市は6月10日を『谷津干潟の日』と制定しました。谷津干潟は渡り鳥の中継地として貴重な生態系を支え、多種多様な水鳥や湿生植物が観察できます。記念日にはガイドツアーや観察会、清掃活動などが開催され、環境教育の場としても活用されます。地域住民やボランティアによる保全活動が長年続けられ、自然環境の大切さを次世代に伝える機会となっています。
日本 1993年 谷津干潟 千葉県 習志野市 1997年

緑豆の日

国・地域: 日本

緑豆再発見委員会が制定。日付は「りょく(6)とう(十)」の語呂合わせから。

緑豆の栄養価や魅力を再発見し、日常の食生活に取り入れるきっかけとする記念日です。語呂合わせの「りょく(6)とう(10)」に由来します。
『緑豆再発見委員会』が健康と食文化の啓発を目的に制定しました。緑豆はタンパク質や食物繊維、ビタミンB群などを豊富に含み、伝統的な豆料理やスイーツに活用されています。記念日にはレシピコンテストや試食イベント、料理教室が全国で行われ、緑豆の新しい食べ方やレシピが紹介されます。学校や地域の食育プログラムでも取り上げられ、子どもたちに豆の栄養を楽しく学んでもらう機会となっています。
緑豆 日本

ミルクキャラメルの日

国・地域: 日本

1913年に森永製菓が発売する「森永キャラメル」の商品名が「森永ミルクキャラメル」に変更されたことから、ミルクキャラメルを通じ、懐かしい思い出を語り合う日として命名された。

1913年に『森永キャラメル』の名称が『森永ミルクキャラメル』に変更されたことを記念する日です。懐かしいお菓子を通じた思い出を語り合います。
1913年6月10日、森永製菓は発売中の『森永キャラメル』を『森永ミルクキャラメル』に名称変更しました。このことを受け、ミルクキャラメルの歴史や思い出を振り返る『ミルクキャラメルの日』が誕生しました。全国の菓子店や百貨店では当日の特別販売やパッケージ展示、過去の広告資料の展示などが行われます。SNSでは『#ミルクキャラメルの日』が話題となり、懐かしいパッケージや思い出を投稿する人が増えています。子どもから大人まで幅広い世代が参加し、世代を超えたコミュニケーションの場となっています。
日本 1913年 森永製菓 森永ミルクキャラメル

無糖茶飲料の日

国・地域: 日本

伊藤園が制定。日付は「む(6)とう(10)」の語呂合わせから。

伊藤園が制定した、砂糖を加えない無糖茶飲料の魅力を再評価する記念日です。語呂合わせの「む(6)とう(10)」に由来します。
伊藤園は日本茶文化の普及と健康意識の向上を目的に『無糖茶飲料の日』を制定しました。無糖茶飲料は茶葉本来の風味と香りを楽しめることから、健康志向の消費者に支持されています。記念日には新製品の試飲会や茶葉のブラインドテイスティングイベントが催され、茶の知識を深めるセミナーも開催されます。カフェやレストランでは無糖茶飲料を使ったオリジナルメニューが提供され、食事とのペアリングを提案しています。SNSでは『#無糖茶飲料の日』でお気に入りの飲み方やレシピが交換され、茶文化の新たな広がりが見られます。
日本 伊藤園

歩行者天国の日

国・地域: 日本

1973年のこの日に、日本で初めて大規模(銀座から上野までの5.5km)な歩行者天国が実施されたことにちなむ。

1973年に日本で初めて大規模な歩行者天国が銀座から上野までで実施されたことを記念する日です。都市の賑わいや安全な街歩きを楽しむきっかけとなります。
1973年6月10日、東京都心部の銀座から上野まで約5.5kmの区間で日本初の大規模歩行者天国が実施されました。当初は日曜日に限って歩行者専用空間を設ける試みとして始まり、商店街の活性化や交通安全の観点から注目されました。その後全国各地で類似の歩行者天国が導入され、地域イベントやストリートパフォーマンスが開催される場となっています。自動車の通行が制限されることで子どもから高齢者まで安心して街歩きを楽しめる空間を提供し、都市の魅力向上に寄与しています。今日では地域の交流や文化発信の場としても定着しています。
歩行者天国 日本 1973年

入梅

国・地域: 日本

雑節の一つで、太陽が黄経80度の点を通過する日。2020年代は閏年においてこの日が雑節としての入梅を迎える。

入梅は日本の雑節の一つで、太陽が黄経80度を通過する日にあたります。 古来より梅雨入りの目安として用いられてきました。
入梅は日本の雑節の一つで、太陽が黄経80度を通過する日にあたります。 暦の上では梅雨入りの目安として位置づけられ、日本の気候風土に根ざしています。 雑節として夏至や土用などとともに季節の節目を示します。 実際の梅雨入り時期は地域や年によって前後し、毎年変動します。 古くから暦書や生活の指標として参照されてきました。 2020年代の閏年には、この日に暦上の入梅として定義される年があります。
入梅 日本 雑節 閏年