1955年
電電公社の時報サービスが東京23区内限定で始まる。
電話による時報サービスが東京23区で開始され、正確な時刻案内が可能に。
1955年6月10日、当時の電電公社(現NTT)が電話による「時報サービス」の提供を開始。加入者はダイヤル117に電話をかけると正確な時刻を秒単位で案内される仕組みで、東京23区内限定で利用可能だった。放送や腕時計の普及前、正確な時刻確認はビジネスや交通機関に欠かせず、多くの企業や市民に重宝された。後に全国へ拡大され、文字通り時代を刻むインフラの一つとなった。
1955年
電電公社
時報
東京
1959年
東京高速道路・土橋 城辺橋が開通。日本初の高架式高速道路。
日本初の高架式高速道路区間、東京高速道路の土橋-城辺橋が開通した。
1959年6月10日、東京都心部において初の高架式高速道路区間となる東京高速道路・土橋から城辺橋までの約1.5キロが開通。都心の交通混雑解消を目的に計画されたこの路線は、その後の首都高速道路建設の先駆けとなり、都市高速網の発展に大きく寄与した。建設には当時の最新技術が投入され、戦後復興期の象徴的インフラとして高い評価を受けた。
東京高速道路
土橋
1962年
北陸本線北陸トンネルが開通。当時日本最長。
当時日本最長を誇った北陸本線の北陸トンネルが開通し、鉄道輸送が飛躍的に改善。
1962年6月10日、北陸本線の難所であった山岳区間を貫く北陸トンネル(全長約11.37km)が正式に開通した。当時の日本最長トンネルとして、降雪や地すべりの影響を受けやすい越後・能登地方の輸送を安定化。長大トンネルの建設は技術的にも大きな挑戦であったが、旅客・貨物列車の運行効率化に成功し、地域経済と観光の発展に貢献した。
1962年
北陸本線
北陸トンネル
1969年
国鉄バスが東名ハイウェイバスおよび日本初の夜行高速バス「ドリーム号」の運行を開始。
国鉄バスが東名ハイウェイバスと日本初の夜行高速バス「ドリーム号」の運行を開始した。
1969年6月10日、国鉄バスは東名高速道路を利用した東名ハイウェイバスの運行を開始した。
同日に、日本初となる夜行高速バス「ドリーム号」の運行もスタートし、長距離夜行移動の利便性を高めた。
これにより都市間バス路線の選択肢が拡大し、旅行者やビジネスマンの移動スタイルに変化が生じた。
車両には快適座席や簡易寝台設備が導入され、夜間走行による負担軽減が図られた。
夜行高速バスは以降各社に広がり、日本の高速バス網の発展に寄与した。
1969年
国鉄バス
東名ハイウェイバス
夜行高速バス
ドリーム号
1976年
札幌市営地下鉄東西線の最初の開業区間、琴似駅 白石駅間が開業。
札幌市営地下鉄東西線の最初の区間が琴似駅から白石駅間で開業した。
1976年6月10日、札幌市営地下鉄東西線の最初の区間(琴似駅—白石駅間)が開業した。
東西線は札幌市中心部と郊外を結ぶ路線として計画され、市民の移動手段を充実させる目的があった。
開業により、通勤・通学の利便性が向上し、沿線地域の発展が期待された。
その後、路線は順次延伸され、現在では札幌市の主要な公共交通機関の一つとして機能している。
この路線の開通は都市インフラ整備の一環として高く評価された。
1976年
札幌市営地下鉄東西線
琴似駅
白石駅
1999年
日本標準時を送信する無線局JJYのおおたかどや山標準電波送信所が運用開始。
1999年6月10日、おおたかどや山標準電波送信所が運用を開始し、日本標準時を全国に送信するJJYが始動しました。
1999年6月10日、おおたかどや山標準電波送信所が運用を開始し、日本標準時(JT)を送信する無線局JJYの一翼を担いました。
同送信所は周波数40kHzの長波帯を利用し、北海道から沖縄まで広範囲で受信が可能です。
運営は産業技術総合研究所が担当し、原子時計に基づく厳密な時刻情報を提供しています。
JJYは国内の通信・放送インフラや防災システム、金融取引など多くの分野で基準時刻として利用されています。
これにより、位置情報サービスや電力網の同期、交通システムなどの正確な運用が支えられています。
1999年
日本標準時
JJY
おおたかどや山標準電波送信所