1902年

アメリカのA.キャラハンが、窓付き封筒 (en:Windowed envelope) の特許を取得。

1902年6月10日、アメリカのA.キャラハンが窓付き封筒の特許を取得しました。
窓付き封筒(Windowed envelope)は宛名部分を封筒外から確認できる画期的なデザインです。 キャラハンは封筒の一部を透明素材に置き換えるアイデアを考案し、US特許番号691,704号を取得しました。 この発明により郵便物の自動仕分けや宛名書きの手間が大幅に軽減されました。 商業メールの送付効率が向上し、ビジネスシーンで広く普及しました。 現在でもオフィスや官公庁で一般的に使用されています。
1902年 封筒 en:Windowed envelope 特許
2003年

NASAの火星探査機「スピリット」が打ち上げられる。

2003年6月10日、NASAの火星探査機「スピリット」が打ち上げられました。
2003年6月10日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査計画の一環として、無人探査機「スピリット」が打ち上げられました。 同機はデルタIIロケットに搭載され、半年以上をかけて火星へ向かい、2004年1月に着陸しました。 スピリットは岩石や土壌の化学分析を行い、水の痕跡を探すことを主要任務としました。 過酷な火星環境にも長期間耐え、予定の90日を大きく上回る2250日以上の稼働期間を記録しました。 これにより火星の地質史や潜在的な生命存在可能性に関する貴重なデータが蓄積されました。
NASA 火星探査機 スピリット
2010年

韓国のロケット「羅老 (KSLV 1)」2号機が打上げられるが、発射137秒後に爆発し、1号機に続けて打上げ失敗。

2010年6月10日、韓国のロケット「羅老(KSLV-1)」2号機が打ち上げられましたが、発射137秒後に爆発して失敗しました。
2010年6月10日、韓国の独自開発ロケット「羅老(ロナロ、KSLV-1)」2号機が打ち上げられました。 打ち上げ後約137秒で第2段エンジンが制御を失い、爆発事故が発生しました。 これにより初号機に続き、2度連続で打ち上げは失敗に終わりました。 羅老計画は韓国初の衛星打ち上げ技術確立を目指す重要プロジェクトであり、大きな挫折となりました。 事故後は原因究明と技術改良が求められ、次世代ロケット開発へ向けた検討が進められました。
2010年 韓国 羅老