1836年

アンドレ=マリ・アンペール

(1775 - 1836)

物理学者

物理学者
フランスの物理学者。電磁気学の基礎を築き、電流の単位「アンペア」に名を残す。
1775年にリヨンで生まれ、パリ理科大学で教鞭を執る。 1820年にオーガスト・ド・クレイの電磁気実験を再現し電流と磁場の関係を発見。 アンペールの法則として知られる理論は、電磁気学の発展に大きく寄与した。 『電磁現象の理論』など著作も多く、学界に影響を与えた。 電流の単位アンペアは彼の功績を称えて国際度量衡総会で採用された。 晩年は科学教育に力を注ぎ、多くの弟子を育成した。
1836年 アンドレ=マリ・アンペール 物理学者 1775年
1858年

ロバート・ブラウン

(1773 - 1858)

植物学者

植物学者
スコットランドの植物学者。細胞核の発見やブラウン運動の研究で知られる。
1773年にスコットランドで生まれ、ケンブリッジ大学で学ぶ。 英国王立協会の調査隊としてオーストラリアを探検し、新種植物を多数記録。 細胞内に存在する核(nucleus)を初めて観察・記述した。 微粒子の不規則運動を示すブラウン運動を発見し、後の物理学研究に影響。 植物分類学においても基礎を築き、『ブラウン植物学』と称されるほどの業績を残した。 1858年に没し、生涯を通じて博物学の発展に貢献した。
1858年 ロバート・ブラウン 1773年