06月10日の誕生日 | calendar.web-standard.org

貞観9年5月5日

宇多天皇

(867 - 931)

第59代天皇

平安時代の第59代天皇。887年に即位し、「貞観の治」を実現した治世で知られる。退位後も上皇として政治を指導。

宇多天皇（867年-931年）は平安時代の第59代天皇。 887年に即位し、「貞観の治」と称される安定した統治を行った。実父・藤原基経との協力により政治改革を推進。退位後は上皇として院政を開始し、実権を掌握。 931年に薨去し、法皇としての長い余生を送った。

867年貞観 5月5日宇多天皇天皇 931年

1688年

ジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアート

(1688 - 1766)

イギリスの王族

イギリス国王ジェームズ2世の長男。ジャコバイトとして「オールド・プリテンダー」と呼ばれ王位請求者となった。

ジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアート（1688年-1766年）はイギリス・スコットランドの王族。ジェームズ2世とメアリー・オブ・モデナの長男として生まれ、名誉革命により流浪の身となった。フランス宮廷でジャコバイト運動を支持し、1715年の蜂起を援助。生涯を亡命先のサン＝ジェルマン＝アン＝レーで過ごし、王位回復を夢見た。 1766年に亡くなり、ジャコバイト史における象徴的存在となった。

1688年ジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアートイギリス王族 1766年

1706年

ジョン・ドロンド

(1706 - 1761)

光学者

18世紀イギリスの光学者。色収差を補正するアクロマートレンズを発明し、精密望遠鏡の発展に貢献。

ジョン・ドロンド（1706年-1761年）はイギリスの光学者。アクロマートレンズの開発により色収差を大幅に改善。ロンドンに光学器械製作所を設立し、精密望遠鏡を製造。 1752年には王立協会フェローに選出され、光学界を牽引。 1761年に死去、その業績は現代の光学技術にも影響を与えた。

1706年ジョン・ドロンド光学者 1761年

1804年

ヘルマン・シュレーゲル

(1804 - 1884)

鳥類学者、動物学者

鳥類学者動物学者

ドイツ出身の鳥類学者・動物学者。ライデン大学で研究し、多数の新種を記載した博物学者。

ヘルマン・シュレーゲル（1804年-1884年）はドイツ出身の鳥類学者・動物学者。ライデン大学で学び、オランダ国立博物館の館長を務めた。世界各地の鳥類標本を収集し、新種の記載を多数発表。両生類や爬虫類の研究も行い、動物分類学に大きく貢献。 1884年に没し、博物学の発展に寄与した。

1804年ヘルマン・シュレーゲル鳥類学者動物学者 1884年

1819年

ギュスターヴ・クールベ

画家画家ギュスターヴ・クールベ(1819 1877)誕生。画像は『画家のアトリエ』(1854 55)

フランスの写実主義を代表する画家。社会的テーマを大胆に描き、1877年まで活躍。

ギュスターヴ・クールベ（1819年-1877年）はフランスの画家。写実主義の旗手として、社会的テーマを大胆に表現。代表作『画家のアトリエ』をはじめ、現実をありのままに描いた。 1863年のパリ万国博覧会では賛否両論を巻き起こす画風を披露。フランス革命の情景も描き、後の芸術運動に影響を与えた。 1877年に没した。

1819年ギュスターヴ・クールベ画家 1877年ギュスターヴ・クールベ

1832年

ニコラウス・オットー

(1832 - 1891)

発明家

ドイツの発明家。世界初の実用的な4ストローク内燃機関（オットーサイクル）を開発。

ニコラウス・オットー（1832年-1891年）はドイツの発明家。世界初の実用的な4ストローク内燃機関（オットーサイクル）を開発。オットー・ウント・ランゲン社を設立し、エンジン産業の基礎を築いた。さまざまな機械分野への応用で産業革命に貢献。 1891年に没し、その発明は自動車や機械工学の礎となった。

1832年ニコラウス・オットー発明家 1891年

1835年

フェルディナンド4世

(1835 - 1908)

トスカーナ大公

トスカーナ大公として即位。イタリア統一の激動期に君主として統治を行った。

フェルディナンド4世（1835年-1908年）はトスカーナ大公。 1859年に即位し、イタリア統一運動の渦中で統治を行った。統一後は退位し、ハプスブルク家の庇護下で生涯を送った。芸術文化の保護者としても知られ、公的建築や美術支援に尽力。 1908年に薨去し、トスカーナの文化発展に寄与した。

1835年フェルディナンド4世トスカーナ大公 1908年

1861年

ピエール・デュエム

(1861 - 1916)

物理学者、科学哲学者

物理学者科学哲学者

フランスの物理学者・科学哲学者。科学理論の統一性を追求し、科学哲学に大きな影響を与えた。

ピエール・デュエム（1861年-1916年）はフランスの物理学者・科学哲学者。熱力学や物理理論の体系化を目指し、デュエム・クワイン論文連関説を展開。中世科学史の研究にも取り組み、古典文献を復刻・解説。著書『世界体系』で科学理論の統一的理解を提唱。 1916年に逝去し、現代科学哲学の礎を築いた。

1861年ピエール・デュエム物理学者科学哲学者 1916年

1865年

フレデリック・クック

(1865 - 1940)

探検家

アメリカの探検家・医師。北極点到達を主張し、その真偽を巡って大きな議論を呼んだ。

フレデリック・クック（1865年-1940年）はアメリカの探検家・医師。 1908年に北極点到達を主張したが、その達成には長年議論が続いた。医師として多くの氷雪遠征に参加し、探査技術と医療を両立。南極や北極地域の地理・気候研究にも成果を残した。 1940年に逝去し、その冒険は探検史の一章となった。

1865年フレデリック・クック探検家 1940年

慶応元年5月17日

小泉又次郎

(1865 - 1951)

政治家

衆議院議員を務め、小泉純一郎元首相の祖父としても知られる日本の政治家。

小泉又次郎（1865年-1951年）は日本の政治家。慶応元年5月17日に生まれ、明治期以降に衆議院議員として活動。逓信大臣や鉄道大臣を歴任し、交通行政の整備に寄与。小泉純一郎元首相の祖父としても知られ、政界に影響を残した。 1951年に没し、地域社会の発展に尽力した。

慶応 5月17日小泉又次郎政治家 1951年

慶応元年5月17日

村上鬼城

(1865 - 1938)

俳人

明治から昭和初期にかけて活躍した日本の俳人。自然や日常の機微を捉えた繊細な作品で知られる。

1865年に福島県に生まれ、本名は村上義雄。警察官を経て俳句の道へ進み、自由律を取り入れた斬新な作風を確立した。代表句集に『天冠』や『羅針盤』があり、身近な風景を鋭く切り取る作品が特徴。与謝野鉄幹や高濱虚子らとも交流し、後進の指導にも尽力。1938年に没するまで、多くの名句を残し、現代俳句の発展に大きな影響を与えた。

村上鬼城俳人 1938年

1880年

アンドレ・ドラン

(1880 - 1954)

画家

フランスの画家で、フォーヴィスム（野獣派）の代表的存在。大胆な色彩と力強いタッチで風景画や肖像画を描いた。

1880年にフランスのカーヌで生まれ、1905年にアンリ・マティスとともにフォーヴィスム運動を展開。鮮烈な色使いで自由奔放な作風を追求し、『アルジャントゥイユの橋』や『海辺の風景』などを制作。第一次世界大戦中は従軍画家として活動し、戦後は古典主義的な画風に回帰。1930年代以降は版画や彫刻にも取り組み、表現の幅を広げた。1954年にパリで没し、20世紀絵画に大きな足跡を残した。

1880年アンドレ・ドラン 1954年