06月10日
概要
祝日・記念日
時の記念日
東京天文台(現国立天文台)と生活改善同盟会が1920年に制定。由来は、『日本書紀』の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦671年6月10日)条に「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。」とあり、漏刻(水時計)が設置されたとされることから。
日本で初めて水時計による時刻報知が行われた日を記念し、1920年に東京天文台と生活改善同盟会が制定された記念日です。時間の大切さや暮らしにおける時の価値を考えるきっかけとなります。
ポルトガルの日
ポルトガルの大詩人カモンイスが亡くなった日。
ポルトガルの国民詩人ルイス・デ・カモンイスの死を悼み、その功績を称える記念日です。文学とポルトガル文化への深い敬意を表します。
国民最高会議記念日
路面電車の日
1995年のこの日に広島市で開催した「第2回路面電車サミット」で、交通事業者と支援団体が制定。公共交通機関としての路面電車事業について、より理解を深めてもらうことが目的。日付は「ろ(6)テン(10)」(路電→路面電車)の語呂合わせから。
1995年に広島市で開催された第2回路面電車サミットで制定された、路面電車の理解と普及を促進する記念日です。日付は「ろ(6)テン(10)」の語呂合わせに由来します。
商工会の日
全国商工会連合会が1985年に制定。1960年のこの日に「商工会組織等に関する法律」が施行されたことを記念。
全国商工会連合会が1960年の法律施行を記念して1985年に制定した商工会の役割と活動を紹介する日です。地域経済の振興と中小企業支援を目的としています。
谷津干潟の日
1993年のこの日に、水鳥にとって重要な湿地に関する国際的な取り決めを定めた「ラムサール条約」の登録湿地に谷津干潟が認定されたことを記念し、谷津干潟のある千葉県習志野市が1997年に制定。
水鳥保護の重要性を知り、谷津干潟の自然を守る活動を広めるために制定された記念日です。1993年のラムサール条約登録を契機に1997年に習志野市が制定しました。
緑豆の日
緑豆再発見委員会が制定。日付は「りょく(6)とう(十)」の語呂合わせから。
緑豆の栄養価や魅力を再発見し、日常の食生活に取り入れるきっかけとする記念日です。語呂合わせの「りょく(6)とう(10)」に由来します。
ミルクキャラメルの日
1913年に森永製菓が発売する「森永キャラメル」の商品名が「森永ミルクキャラメル」に変更されたことから、ミルクキャラメルを通じ、懐かしい思い出を語り合う日として命名された。
1913年に『森永キャラメル』の名称が『森永ミルクキャラメル』に変更されたことを記念する日です。懐かしいお菓子を通じた思い出を語り合います。
無糖茶飲料の日
伊藤園が制定。日付は「む(6)とう(10)」の語呂合わせから。
伊藤園が制定した、砂糖を加えない無糖茶飲料の魅力を再評価する記念日です。語呂合わせの「む(6)とう(10)」に由来します。
出来事
高句麗の遺民1,799名を武蔵国に移し高麗郡を設置。
奈良時代の716年、聖武天皇の命により高句麗滅亡後の遺民1,799名が武蔵国へ移住した。
承久の乱: 北条義時追討を命ずる後鳥羽上皇の院宣を受けて北条政子が鎌倉武士団に団結を訴える演説を行う。
承久の乱中、北条政子が後鳥羽上皇の追討院宣に対抗して鎌倉武士団に結束を呼びかけた演説。
倒幕挙兵討伐のために丹波に入っていた足利尊氏が、後醍醐天皇に応じて倒幕を決意し挙兵。
足利尊氏が後醍醐天皇の要請に応え、鎌倉幕府打倒のために挙兵を決意した。
石津の戦い。南朝方の北畠顕家が北朝方の高師直に敗れ戦死。
石津の戦いで南朝方の北畠顕家が北朝方の高師直に敗れ、戦死した。
10日前の地震で中国四川省の大渡河にできた天然ダムが崩壊。10万人が死亡。
1786年の四川省地震で形成された天然ダムが決壊し、約10万人が犠牲になった。
フランス革命:プレリアール22日法が制定される。
フランス革命期に過激派支配を強化するためのプレリアール22日法が制定された。
第一次バーバリ戦争が終結。
アメリカ初のバーバリ海岸戦争、第一次バーバリ戦争が1805年に終結した。
テムズ川でオックスフォード大学・ケンブリッジ大学間初のボート・レースが行われ、オックスフォードが優勝。
テムズ川で初めて行われたオックスフォード大学対ケンブリッジ大学のボート・レースでオックスフォードが勝利。
南北戦争: ブライス交差点の戦いが行われる。
南北戦争中のブライス交差点の戦いが行われた。
誕生日
宇多天皇
平安時代の第59代天皇。887年に即位し、「貞観の治」を実現した治世で知られる。退位後も上皇として政治を指導。
ジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアート
イギリス国王ジェームズ2世の長男。ジャコバイトとして「オールド・プリテンダー」と呼ばれ王位請求者となった。
ジョン・ドロンド
18世紀イギリスの光学者。色収差を補正するアクロマートレンズを発明し、精密望遠鏡の発展に貢献。
ヘルマン・シュレーゲル
ドイツ出身の鳥類学者・動物学者。ライデン大学で研究し、多数の新種を記載した博物学者。
ギュスターヴ・クールベ
フランスの写実主義を代表する画家。社会的テーマを大胆に描き、1877年まで活躍。
ニコラウス・オットー
ドイツの発明家。世界初の実用的な4ストローク内燃機関(オットーサイクル)を開発。
フェルディナンド4世
トスカーナ大公として即位。イタリア統一の激動期に君主として統治を行った。
ピエール・デュエム
フランスの物理学者・科学哲学者。科学理論の統一性を追求し、科学哲学に大きな影響を与えた。
フレデリック・クック
アメリカの探検家・医師。北極点到達を主張し、その真偽を巡って大きな議論を呼んだ。
命日
アレクサンドロス3世
紀元前4世紀のマケドニア王で、東方遠征によりペルシア帝国を征服し、ヘレニズム文化を広めた。
劉備
三国時代に蜀漢を興した群雄で、義理と仁を重んじたリーダー。
フリードリヒ1世
神聖ローマ皇帝として中世ヨーロッパを統治し、第三回十字軍に参加した君主。
北畠顕家
南北朝時代に南朝方の公家・武将として活躍した若き指導者。
ルイス・デ・カモンイス
ポルトガル黄金期の詩人で、代表作『ルジアダス』で知られる。
中川清秀
戦国時代の武将として各地の合戦に参加した家臣。
織田信雄
織田信長の次男で、戦国から江戸時代初期に活躍した大名。
アレッサンドロ・アルガルディ
イタリア・バロック期を代表する彫刻家・建築家。
伏見宮貞致親王
江戸時代前期の皇族で、和歌や学問を好んだ公卿。