1534年
探検家ジャック・カルティエが、ヨーロッパ人として初めてセントローレンス川に到達。
フランスの探検家カルティエが北米大陸のセントローレンス川に到達し、新世界探検の足掛かりを築いた。
1534年6月9日、探検家ジャック・カルティエは先住民と交流を重ねながら北米東海岸を進み、セントローレンス川の河口に到達しました。彼はこの川をフランス王室に献上し、内陸への航路開拓を目指します。カルティエの調査により、後のカナダ領有や毛皮貿易が本格化し、新フランス植民地の基礎が築かれました。航海日誌には先住民の生活や風土の記録が刻まれ、その後の地理学的知見にも大きく貢献しました。ヨーロッパ列強による北米進出の幕開けとなった歴史的瞬間です。
1534年
ジャック・カルティエ
セントローレンス川