1534年

探検家ジャック・カルティエが、ヨーロッパ人として初めてセントローレンス川に到達。

フランスの探検家カルティエが北米大陸のセントローレンス川に到達し、新世界探検の足掛かりを築いた。
1534年6月9日、探検家ジャック・カルティエは先住民と交流を重ねながら北米東海岸を進み、セントローレンス川の河口に到達しました。彼はこの川をフランス王室に献上し、内陸への航路開拓を目指します。カルティエの調査により、後のカナダ領有や毛皮貿易が本格化し、新フランス植民地の基礎が築かれました。航海日誌には先住民の生活や風土の記録が刻まれ、その後の地理学的知見にも大きく貢献しました。ヨーロッパ列強による北米進出の幕開けとなった歴史的瞬間です。
1534年 ジャック・カルティエ セントローレンス川
慶安元年4月18日

天海による日本初の木活字による経典『大蔵経(寛永寺版)』が完成。

天海僧正が木活字印刷で日本初の大蔵経を刊行し、宗教と印刷技術の融合を示した。
1648年6月9日(慶安元年4月18日)、天海による日本初の木活字版大蔵経(寛永寺版)が完成しました。天海は徳川家康ら幕府要人の信任を受け、印刷技術の導入と文献保存を推進しました。この大蔵経は仏教経典を一括して収録し、木活字を用いた大量印刷が可能になった日本印刷史の画期的な成果です。版木の制作には膨大な労力と費用がかけられ、その精美な文字と装飾は高い評価を受けました。寛永寺を中心に広く配布され、後世の仏教研究や印刷文化発展に大きな影響を与えました。
1648年 慶安 4月18日 天海 経典 大蔵経
1928年

チャールズ・キングスフォード・スミスがアメリカからオーストラリアまでの太平洋横断飛行に成功。

チャールズ・キングスフォード・スミスが太平洋横断飛行に初成功しました。
豪州のパイロット、チャールズ・キングスフォード・スミスが太平洋横断飛行に成功。 飛行機「サザンクロス号」でサンフランシスコを出発し、ホノルルやフィジー経由で航行。 6月9日にオーストラリア・ブリスベンに無事着陸し、約83時間の飛行を完遂。 非常灯や航跡を頼った当時の航法を駆使し、商業航空路開拓の先駆けとなりました。 この偉業は世界的な航空技術発展と太平洋圏の結びつきを強めました。
1928年 チャールズ・キングスフォード・スミス オーストラリア 太平洋
1959年

米海軍の原子力潜水艦「ジョージ・ワシントン」が進水。

1959年6月9日、アメリカ海軍の戦略弾道ミサイル原子力潜水艦USSジョージ・ワシントンが進水した。
コネチカット州グロトンのエレクトリック・ボート社で建造されたジョージ・ワシントン(SSBN-598)は、世界初の戦略弾道ミサイル原潜である。 1959年6月9日の進水式には多くの軍関係者や技術者が参加し、冷戦下における海上核抑止力の重要性が強調された。 同艦はポラリスSLBMを搭載し、海中からの核攻撃能力を実証するプラットフォームとして設計された。 1960年末に就役後は北大西洋や太平洋での配備任務に就き、戦略的優位性を確立。 原子力潜水艦の運用・技術革新において歴史的なマイルストーンとなった。
1959年 ジョージ・ワシントン