06月09日の誕生日 | calendar.web-standard.org

大永6年4月29日

松平広忠

(1526 - 1549)

武将、徳川家康の父

武将徳川家康の父

戦国時代の三河国の武将。徳川家康の父として知られる。家督を継ぎ、領国の安定に努めた。

松平広忠（1526-1549）は、松平氏第7代当主として三河国を治めた武将です。父・松平清康の急逝後、家督を継承し領地の安定化に取り組みました。隣国今川氏との関係を軸に同盟を結び、領国防衛の基盤を築きました。嫡男として誕生した徳川家康（竹千代）の成長を見守り、家族の礎を築きました。 1549年に急逝しましたが、その統治は後の徳川幕府成立の布石となりました。

1526年大永 4月29日松平広忠武将徳川家康 1549年

1661年

フョードル3世

(1661 - 1682)

モスクワ大公

ロシア・ロマノフ朝のモスクワ大公。即位後に宮廷や教会の改革を進め、国家体制の整備を試みた。

フョードル3世（1661-1682）は、ロマノフ朝の第5代モスクワ大公として17世紀ロシアを統治しました。彼は幼少で即位し、実権は摂政たちが握っていましたが、教会の権限抑制や宮廷儀礼の簡素化など改革を支持しました。フョードル3世の治世では、ロシア正教会の権威が強化される一方で、国家財政の立て直しが図られました。 1682年に夭折しましたが、その改革の意志は後のピョートル大帝に受け継がれたとされます。

1661年フョードル3世モスクワ大公 1682年

1672年

ピョートル1世

(1672 - 1725)

モスクワ大公、ロシア皇帝

モスクワ大公ロシア皇帝

ロシア帝国初の皇帝。西洋化政策を推進し、近代国家の礎を築いた。

ピョートル1世（1672-1725）は、ロシア・ロマノフ朝の皇帝として西欧化改革を断行しました。若くして摂政イオアンナ・スキピオーノヴナを排し、単独統治者となりました。西方視察「大使館使節団」の派遣などにより、新技術と文化を積極的に導入しました。海軍創設やサンクトペテルブルク建設を主導し、ロシアを海洋国家へと変貌させました。行政組織や軍制改革を行い、近代国家の基盤を確立しました。

1672年ピョートル1世ロシア皇帝 1725年

元禄3年5月3日

間部詮言

(1690 - 1724)

鯖江藩主

江戸時代前期の大名で、鯖江藩初代藩主。藩政の基盤を固めた。

間部詮言（1690-1724）は、越前国鯖江藩の初代藩主として藩政を整備しました。元禄時代の譜代大名として、幕府との信頼関係を築きつつ領内の開発に努めました。農業振興や治水事業を推進し、領民の生活安定に力を注ぎました。藩校の設立にも関与し、教育振興を図りました。 1724年に没するまで、鯖江藩の基盤強化に尽力しました。

1690年元禄 5月3日間部詮言鯖江藩主 1724年

元禄8年4月28日

鍋島直堅

(1695 - 1728)

鹿島藩主

江戸時代の大名で、鹿島藩第6代藩主。藩政改革に取り組んだ。

鍋島直堅（1695-1728）は、肥前国鹿島藩の第6代藩主として藩政改革を推進しました。元禄の財政難に対応するため、倹約令や新田開発を実施しました。商業振興を図り、藩の財政基盤を強化しました。学問・文化の奨励にも力を入れ、藩校の整備を進めました。 1728年に若くして没しましたが、その改革精神は後の藩政に受け継がれました。

1695年 4月28日鍋島直堅鹿島藩主 1728年

1781年

ジョージ・スチーブンソン

(1781 - 1848)

技術者

イギリスの技術者で「鉄道の父」と称される。蒸気機関車を実用化した。

ジョージ・スチーブンソン（1781-1848）は、産業革命期のイギリスで鉄道技術を革新した技術者です。 1814年に『ロコモーション』号を開発し、世界初の実用蒸気機関車を成功させました。 1825年にはストックトン・アンド・ダーリントン鉄道を開業し、鉄道網の発展に寄与しました。ウィットワース校の設立など技術教育にも力を注ぎ、後進育成に尽力しました。『鉄道の父』として知られ、産業革命を牽引した偉大な発明家・技術者です。

1781年ジョージ・スチーブンソン 1848年

1812年

ヨハン・ゴットフリート・ガレ

(1812 - 1910)

天文学者

ドイツの天文学者。数学的予測に基づき海王星を初めて観測した。

ヨハン・ゴットフリート・ガレ（1812-1910）は、ドイツの天文学者で海王星発見において重要な役割を果たしました。ウルム天文台の学長として、天体観測機器の改良に取り組みました。 1846年、ウルムで数学者ルヴェリエの予測に基づき海王星を初めて天体望遠鏡で捉えました。その業績により、天文学的予測と観測技術の融合の先駆者と称されます。長寿を生かし、教育者として後進の育成にも貢献しました。

1812年ヨハン・ゴットフリート・ガレ天文学者 1910年

1829年

ガエターノ・ブラーガ

(1829 - 1907)

作曲家、チェリスト

作曲家チェリスト

イタリアの作曲家・チェリスト。ロマン派の音楽を支えた。

ガエターノ・ブラーガ（1829-1907）は、イタリアのロマン派作曲家でありチェリストです。多くの室内楽作品やオペラ作品を手がけ、豊かな旋律美が特徴です。若い頃からチェロ奏者として演奏活動を行い、演奏家としての視点を作曲に反映しました。カンツォーネや宗教曲も残し、広いジャンルで活躍しました。後進のチェリスト育成にも尽力し、イタリア音楽界に大きな影響を与えました。

1829年ガエターノ・ブラーガ作曲家チェリスト 1907年

天保14年5月12日

伊東祐亨

(1843 - 1914)

日清戦争時の連合艦隊司令長官

明治期の海軍軍人で、日清戦争時の連合艦隊司令長官を務めた。

伊東祐亨（1843-1914）は、明治時代の日本海軍軍人で日清戦争時に連合艦隊司令長官を務めました。艦隊指揮を通じて、威海衛海戦などで日清両国の海戦に影響を与えました。海軍兵学校で教育を受け、海軍制度の整備や近代化に貢献しました。戦後は海軍大将に昇進し、帝国海軍の発展を支えました。退役後も軍事顧問や海事史の執筆を行い、豊富な経験を後世に伝えました。

1843年天保 5月12日伊東祐亨日清戦争連合艦隊 1914年

1843年

ジェームズ・ステプトー・ジョンストン

(1843 - 1924)

軍人、牧師、教育者

軍人牧師教育者

軍人、牧師、教育者として活動した多才な人物。

ジェームズ・ステプトー・ジョンストン（1843-1924）は、軍人、牧師、教育者として幅広く活動しました。若くして軍務に就き、指揮官として訓練と組織運営を経験しました。引退後は牧師として教会を率い、精神的指導者として信徒を支えました。さらに教育者として学校設立や講義を行い、地域社会の知的発展に寄与しました。その生涯は多様な役割を通じて公共サービスを実践した姿勢に特徴づけられます。

ジェームズ・ステプトー・ジョンストン 1924年

1850年

ヴィルヘルム・ルー

(1850 - 1924)

発生学者

ドイツの発生学者。実験的手法で胚発生のメカニズム解明に貢献したパイオニア。

ヴィルヘルム・ルーは1850年にドイツで生まれた発生学者。ハレ大学で学び、胚発生に関する実験的研究を進めた。彼は発生力学（Entwicklungsmechanik）の創始者とされ、両胚片分割実験で細胞の運命決定の概念を提唱した。主要著作『発生力学序説』は後世の発生学研究に大きな影響を与えた。ベルリン大学教授として多くの研究者を育成し、発生学の体系化に尽力した。1924年にその生涯を閉じた。

1850年ヴィルヘルム・ルー発生学者 1924年

安政5年4月28日

伏見宮貞愛親王

(1858 - 1923)

元帥陸軍大将

明治から大正期の日本皇族で陸軍元帥大将。日清・日露戦争などで軍事指導を担当した。

伏見宮貞愛親王は1858年に生まれた皇族で、伏見宮家第13代当主として育った。陸軍士官学校卒業後、日清戦争や日露戦争で陸軍の指揮を執り、優れた军事的手腕を示した。1912年に元帥に昇進し、大日本帝国陸軍の最高位に就いた。皇族としての公務や国際親善にも尽力し、軍事外交にも関わった。大正12年に逝去し、その生涯を閉じた。

1858年安政 4月28日伏見宮貞愛親王元帥陸軍大将 1923年