1929年

福島競馬場で、史上唯一の全頭落馬による不成立レースが発生する。

福島競馬場で出走全頭が落馬し、史上初の不成立レースとなった日です。競馬史に残る異例の事故でした。
1929年6月8日、福島競馬場で行われたレースにおいて、スタート直後のコーナーで全ての馬が同時に転倒し、レースは不成立となりました。騎手や馬への大きな衝撃を避けるために即座にレースが中止され、珍事として競馬史に刻まれました。事故原因は馬群の混雑とコース状況の不良によるものとされ、その後の安全策強化の契機となりました。競馬関係者はこの事件を教訓に、ダートコースの整備や騎手教育に注力しました。今日でも福島競馬場ではこの日を語り草とする声が聞かれます。
福島競馬場
1951年

千代の山雅信が第41代横綱となる。

力士・千代の山雅信が第41代横綱に昇進した。
1951年6月8日、大相撲で千代の山雅信が日本相撲協会により第41代横綱に昇進しました。熊本県出身の千代の山は、卓越した技と安定感のある取り口で多くの優勝を重ねていました。横綱昇進は日本相撲界最高位への到達を意味し、彼の功績を称える歴史的瞬間となりました。横綱としての彼は礼節を重んじ、若手力士への指導や協会運営にも積極的に関与しました。その後の幕内成績や土俵外での活躍を通じて、相撲界に確かな足跡を残しました。
1951年 千代の山雅信 横綱