カルセオラリア (巾着草)

学名: Calceolaria herbeohybrida
科名: キンチャクソウ科

花言葉

  • 私の伴侶
  • 援助

特徴

花色:

説明

チリ、メキシコ、ペルー、ニュージーランドなどを原産とするキンチャクソウ科の多年草または低木で、200種ほどあります。花弁の下側が袋状になっているのを巾着に例えたもので、ぷっくりと膨らんだようなユニークなお花が特徴的です。カルセオラリアの名は、ラテン語のスリッパから来ています。花色はオレンジ色、黄色、赤色、白色があり、日本では普通、秋蒔き一年草として扱い、春に開花します。日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育て、寒さにもやや弱く、暑さにも弱いのが特徴です。

豆知識

  • 英名のPocketbook flowerは財布の形に似ていることから付きました
  • 約200種の原種があり、園芸品種も豊富に開発されています
  • 日本では一年草扱いですが、原産地では多年草です
  • 花言葉の「私の伴侶に」は袋状の花がお金を連想することから付きました

利用方法

観賞用
  • 鉢植え(室内外の観賞用)
  • 寄せ植え(春のコンテナガーデン)
  • 切り花(短期間楽しめる)
薬用
  • 南米の伝統医学では軽い傷の治療に使用されました

注意: 薬用使用は専門家の指導のもとで行ってください

食用

食用には適しません

その他
  • 園芸研究(新品種開発)
  • 教育用(植物の多様性の学習)

毒性

症状: 毒性は報告されていません

シュッコンアマ (宿根亜麻)

学名: Linum perenne
科名: アマ科

花言葉

  • ご親切にありがとう

特徴

花色: 青紫

説明

北半球の温帯、亜熱帯を原産とするアマ科アマ属の宿根草(多年草)です。初夏に青紫のかわいい花を咲かせます。繊細な株と花の形がうまくマッチして優しげな印象を持っています。一見ひかえめに見えますが、他の草花と組み合わせることで魅力が増す花といえます。背丈60~120cm、横幅20~80cmで、葉は細長く茎に密につき、株は基部から分枝します。花は直径約2センチメートルで、5枚の花弁を持っています。比較的雨が少なく乾燥気味の涼しい気候の土地を好み、高温に弱く、乾燥に強いという特性があります。

豆知識

  • 亜麻は人類最古の栽培植物の一つです
  • エジプトのミイラを包む布は亜麻で作られていました
  • 花は一日花で、朝開いて夕方には散ってしまいます
  • 風でゆらゆらと揺れる姿が特に美しいとされます

利用方法

観賞用
  • 庭植え(ナチュラルガーデン)
  • 鉢植え(テラスガーデン)
  • 切り花(野趣ある花束)
薬用
  • 種子からのオイルは皮膚保護に使用
  • 伝統医学では炎症抑制に利用

注意: 薬用使用は専門家の指導のもとで行ってください

食用
  • 種子
その他
  • 繊維原料(亜麻布)
  • 種子油(工業用)
  • 蜂蜜源植物

毒性

症状: 毒性は報告されていません

アマリリス

学名: Hippeastrum hybridum
科名: ヒガンバナ科

花言葉

  • おしゃべり
  • 誇り
  • 内気
  • すばらしく美しい

特徴

花色:

説明

南アメリカ~中央アメリカが原産のヒガンバナ科の球根植物で、約80の原種があるといわれています。花径10~20cmもある鮮やかな色の花を、すっと立ち上がる太い茎に咲かせます。春咲き品種は4月下旬から6月下旬にかけて、秋咲き品種は10月頃に、直径10cm~20cmほどの色鮮やかな花を咲かせます。球根の上部1/3~1/2が土から出るように浅植えにし、植えつけから2週間から3週間ほど経ち、葉やつぼみが見え始めたら、土の表面が乾いたタイミングで水を与えるようにします。

豆知識

  • アマリリスという名前は実は誤用で、正しくはヒッペアストルムです
  • 球根は2年ほどは植えっぱなしでも大丈夫です
  • 花が咲き終わったら花がら摘みをして種をつくらせないことが重要です
  • アメリカではダンスパーティで女性に贈る習慣があります

利用方法

観賞用
  • 鉢植え(室内外の観賞用)
  • 切り花(大輪で存在感がある)
  • 地植え(暖地では可能)
薬用
  • 南米の伝統医学では球根を薬草として使用

注意: 球根には毒性があるため、薬用使用は禁止されています

食用

食用には適しません

その他
  • 園芸品種改良(新色開発)
  • ブライダル装飾

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 球根, 葉, 茎

症状: 摂取すると嘔吐、下痢、腹痛、めまいなどの中毒症状を起こす可能性があります

クチナシ (梔子)

学名: Gardenia jasminoides
科名: アカネ科

花言葉

  • 優雅
  • 喜びを運ぶ
  • 幸せを運ぶ
  • 清潔
  • 胸に秘めた愛

特徴

花色:

説明

東アジア原産のアカネ科クチナシ属の常緑低木です。花期は6~7月で、葉腋から短い柄を出し、一個ずつ芳香がある花を咲かせます。花の直径は5~8cmで、開花当初は白色ですが、徐々に黄色がかるように変化していきます。花にはジャスミンに似た強い芳香があり、学名の種小名jasminoidesはラテン語で「ジャスミンのような」という意味です。春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並んで三大香木の1つとされており、甘い香りを初夏に放ちます。乾燥果実は、生薬・漢方薬の原料となることをはじめ、着色料など様々な利用があります。

豆知識

  • クチナシの名前は果実が熟しても口を開かないことから付きました
  • 江戸時代の旅人は疲労回復のためクチナシの実を食べていました
  • アメリカではダンスパーティで女性のコサージュとして使用されます
  • 花言葉の「とても幸せです」はアメリカの習慣に由来しています

利用方法

観賞用
  • 庭植え(香りを楽しむ)
  • 生垣(常緑で美しい)
  • 切り花(短期間だが香りが良い)
薬用
  • 果実は山梔子として漢方薬に使用(消炎、止血、鎮静、利尿)
  • 不眠や精神不安の治療に効果があるとされます

注意: 薬用使用は専門家の指導のもとで行ってください

食用
  • 果実(着色料として)
その他
  • 天然着色料(黄色色素)
  • 香料(花の精油)
  • 防腐剤(果実の成分)

毒性

症状: 毒性は報告されていません