06月06日

出来事 - 自然・環境

1972年

関東地方で大規模な光化学スモッグの被害。埼玉県では学校の生徒を中心に約1800人が、東京都内でも900人超が目やのどに痛みを訴えた。

関東地方で大規模な光化学スモッグが発生し、多数の住民が健康被害を訴えました。
1972年6月6日、関東地方を中心に光化学スモッグが発生し、埼玉県内の学校では児童・生徒約1800人が目やのどの痛みを訴えました。 東京都内でも900人超が症状を訴え、公害問題の深刻さが浮き彫りになりました。 光化学スモッグは紫外線と窒素酸化物、炭化水素の化学反応により生成され、呼吸器や皮膚への刺激を引き起こします。 この被害を受けて東京都や埼玉県は自動車排ガス規制を強化し、公害対策条例の制定を進める契機となりました。 以降、日本の環境保護意識が高まり、公害防止に向けた法整備や産業界の排出抑制が加速しました。
1972年 関東地方 光化学スモッグ 埼玉県
2002年

東地中海隕石爆発。東地中海上空で、小天体が爆発。

東地中海上空で小天体が大気圏で爆発し、隕石爆発が観測された。
2002年6月6日、東地中海上空で小天体が大気圏に突入し、大規模な爆発音と閃光が観測された。隕石は大気中で解体され、地上への落下は確認されなかったが、衝撃波は遠方の船舶や沿岸地域で報告された。科学者は大気中での物体分解過程のデータ収集に役立つ希少な事例として分析を行った。
2002年 東地中海隕石爆発
2023年

ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域にあるカホウカ水力発電所のダムが、攻撃を受けて決壊。周辺の地域で洪水が発生し、1万7000人が避難を強いられた。同日、この決壊を議論する国際連合安全保障理事会が開催された。

ロシア支配下のカホウカ水力発電所のダム決壊で洪水が発生し、約1万7000人が避難した。
2023年6月6日、ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域にあるカホウカ水力発電所のダムが軍事攻撃を受けて決壊しました。大量の水が一気に下流域に流れ込み、周辺住民約1万7000人が緊急避難を強いられました。洪水は農地や住宅地を襲い、人道的危機と環境への深刻な影響を引き起こしました。同日、国連安全保障理事会は緊急会合を開き、ダム決壊の原因と影響について議論を行いました。この事件は戦時下におけるインフラ破壊の危険性を浮き彫りにし、国際社会からの非難と支援要請が相次ぎました。
2023年 ウクライナ ヘルソン州 カホウカ水力発電所 国際連合安全保障理事会