1505年
ロームスタン地震、チベットとネパールに影響を及ぼし、カトマンズとインド・ガンジス平原の一部に深刻な被害をもたらした。
チベットとネパールを襲った大地震で、カトマンズやガンジス平原に深刻な被害をもたらしました。
1505年6月6日に発生したロームスタン地震は、チベットからネパールにかけて大きな揺れを引き起こしました。震源は深部にあり、広範囲に影響したとされています。特にカトマンズでは多くの建造物が倒壊し、死傷者が多数出ました。インド北部のガンジス平原でも被害が報告され、農村部を中心に生活基盤が破壊されました。この地震は現地史料に残る大規模災害として知られています。
1505年
ロームスタン地震
1912年
アラスカのノバラプタ山が大噴火。6日から8日にかけて、合計13km3のマグマが噴出し、火山灰は大気中32km以上まで舞い上がった。
アラスカのノバラプタ火山が大規模噴火を起こしました。
1912年6月6日から8日にかけて、アラスカ半島にあるノバラプタ火山が大噴火を起こし、約13立方キロメートルのマグマを噴出しました。噴煙は大気中高空まで達し、航空路への影響や気候への一時的な冷却効果が懸念されました。周辺では火砕流や火山灰の降下により生態系や河川が変化し、特に河道の閉塞でカルデラ湖が形成されました。この噴火は20世紀最大級の火山活動の一つとして知られ、火山学の研究に重要な資料を提供しました。現在も噴火口周辺は保護区域とされ、地質学的に貴重な遺産です。
1912年
アラスカ
ノバラプタ山
1915年
焼岳で噴火。梓川がせき止められて大正池ができる。
焼岳が噴火し、梓川がせき止められて大正池が形成されました。
1915年6月6日、飛騨山脈の焼岳が噴火し、火山灰や溶岩流が流出しました。噴火によって梓川がせき止められ、その後の流失物堆積で大正池が誕生しました。池は火山活動の痕跡を残す自然景観として知られ、現在は上高地の名所となっています。噴火は地元の暮らしに一時的な混乱をもたらしましたが、観光資源としての価値も生み出しました。火山活動とそれによる地形変化を観察できる貴重な例です。
1915年
焼岳
梓川
大正池
1941年
北海道紋別郡雄武町で幌内ダム決壊事故発生。60名が死亡する。
1941年6月6日、北海道紋別郡雄武町で幌内ダムが決壊し、約60名の死者を出した大惨事が発生。
幌内ダムは洪水調節と農業用水供給を目的に建設されていました。
しかし集中豪雨によりダムの許容量を超えた水が流入し、決壊に至りました。
濁流は下流の集落を襲い、多くの住宅や農地が壊滅的な被害を受けました。
被災者は約60名が死亡し、多数が行方不明となる深刻な事故となりました。
この事故を受けてダム管理基準と洪水対策の見直しが全国的に進められました。
1941年
北海道
紋別郡
雄武町
幌内ダム決壊事故
1979年
江ノ電藤沢駅で、電車が停止できず車止めを破る事故が発生。乗客24人が負傷。
江ノ島電鉄藤沢駅で電車が車止めを破って突入し、乗客24人が負傷しました。
1979年6月6日、江ノ島電鉄(江ノ電)の藤沢駅で入線中の電車が制動に失敗し、車止めを突破して駅構内に突入しました。
事故により乗客24人が負傷し、一部は救急搬送される事態となりました。
調査では制動装置の不具合や運転士の操作ミスが原因として挙げられ、鉄道安全対策の見直しが求められました。
この事故を契機に保安装置の強化や運転士教育の徹底、設備点検体制の整備が進められました。
以降、同様の事故再発防止に向けた監督指導や安全文化の醸成が進み、鉄道事故減少に寄与しました。
1979年
江ノ電
藤沢駅
車止め
1994年
コロンビア南部カウカ県でM6.4の地震。約800名の死者を出す。
コロンビア南部カウカ県でM6.4の地震が発生し、約800名が死亡した。
1994年6月6日、コロンビア南部のカウカ県を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生した。地震は住宅や公共施設に甚大な被害をもたらし、建物倒壊や土砂崩れなどで約800名の死者を出した。被災地では救援活動が展開され、国際的な支援も行われたが、インフラ脆弱性と救援体制の課題が浮き彫りになった。
1994年
コロンビア
カウカ県
2015年
砂川市一家5人死傷事故: 北海道砂川市の国道12号で、飲酒後の男2人が、飲み直すため速度を競い合い自動車を運転。赤信号を無視して時速100キロ超で交差点に突入し、北海道歌志内市の一家5人が乗る車に衝突し、4人が死亡、1人が重体となった。
北海道砂川市の国道12号で飲酒後の速度競争が重大事故を引き起こし、5人家族のうち4人が死亡、1人が重体となった。
2015年6月6日、北海道砂川市の国道12号で飲酒後の男性2人が互いに速度を競い合いながら車を運転しました。当時、2人は信号無視をして時速100キロ超で交差点に突入し、対向車線の一家5人が乗る乗用車に衝突しました。この事故で運転していた一家の両親と子ども2人が即死し、残る1人が重体となりました。加害者は現場で逮捕され、裁判では危険運転致死傷罪などに問われました。この事件は飲酒運転の危険性と厳罰化の議論を再燃させ、日本国内で交通安全教育や法改正の動きが強まる契機となりました。
2015年
砂川市一家5人死傷事故
北海道
国道12号